『自分軸』を高める「トレーニング」とは!?ありのままの自分を…
こんにちは、精神科医しょうです。
私は普段、精神科での外来を行い、6万人以上インスタやvoicyのフォロワーさんに対しHSP気質に関する発信、書籍の出版を行っています。インスタにも遊びにきてね(外部リンク)
あなたはいつも次のようなことに悩んでいませんか?
「相手の言葉に右往左往してしまう…」
「常に人に認められたいと思ってしまう…」
「自分の気持ちを後回しにしてイライラが募る…」
このようなことを考えがちな時は、自分軸がブレてしまっているのかもしれません。
とはいっても「自分軸を持つ自信がない」「そもそも自分軸が何なのかわからない」という方は、ぜひこれからお伝えすることを参考にしてみてください。
意識次第で、自分軸は誰でもいつからでも高めていくことができます。
何があっても自分なら大丈夫!と思えるように、日頃からトレーニングしておくことが大切です。
一緒に自分軸を育てていく方法を考えましょう!
ありのままの自分を認める感覚を保つ
ブレない自分軸作る上で欠かせないことは、まずはありのままの自分を知り、受け入れることです。
自分の長所はともかく、短所を受け入れることは忍耐のいることかもしれません。
しかし、短所のない人間はいませんよね!?
映画やドラマ、アニメの世界でも完璧なキャラクターは存在せず、ちゃんと短所を持ち合わせているからこそ、人間味が溢れ、共感できるのではないかと思います。
そう考えると、自分の短所も仕方がないことだと思え、許せる気持ちが芽生えませんか?
では、自分を認める方法をいくつか紹介したいと思います。
・人の意見ではなく、自分の気持ちを大切にする
・不安な時は「大丈夫」「きっとできる!」などポジティブな言葉を自分にかけてみる
・他人と自分を比べない
・小さな成功を心から喜び、自分をほめる
・苦手なものを無理矢理、克服しようとしない
自分軸を高めるトレーニングとは?
自分軸を高めるトレーニング方法として、どのようなことをすれば良いのか紹介したいと思います。
普段から意識することにより、以前よりも自分が活き活きと過ごせていることに気が付くハズです。
・意識的に何でも自分で決めるようにする
どんな小さなことでも、自分で決めて実行するようにしてみましょう。
自分で決めたものを身に着け、食べて、楽しんでいると「自分で決めて良かった!」と思えるようになり、自己肯定感が高まります。
何でも人に相談し、行動を合わせている人は、時には人に相談せずに自分で判断してみるようにすると良いかもしれませんね!
・人に感謝された時は、人の役に立っている自分を認める
人から「ありがとう」と言われると、もちろん嬉しいですよね!?
しかし、中には「こんな簡単なことでありがとうと言われて良いのだろうか…」「本心から言ってくれているのかな?」などと考えてしまう人もいるようです。
そのような時には、「私はあの人の役に立てた。あの人は、私がいなかったらきっと大変な思いをしていたハズだ!」と自分がいかに貢献できたかを振り返り、自分を称えてみましょう。
社会生活の中では、人から認められるという感覚も大切ですが、自分で自分を認めることは精神が安定し、大きな自信へとつながります。
・日常がマンネリ化してきたら、新しいことを取り入れてみる
生活をしていて新鮮さが失われてきたら、新しいことをしてみるチャンスです。
習い事を始めたり、新しい趣味を見つけたり、旅行に出かけたりすることも良いかもしれませんが、まずは簡単にできることを考えてみましょう。
たとえば、お昼にお弁当を持参するのをやめて、今日は社外の気になるカフェやレストランへ行ってみる、仕事終わりに会社の周辺を探索してから帰るなどでも、十分な気晴らしになり、新しい発見もあるハズです。
新しいことを取り入れるにはそれなりのエネルギーも資金も必要になるため、まずは自分の身近なところから負担にならない程度に、チャレンジしてみましょう!
・呼吸や瞑想を取り入れる
精神を落ち着かせるためには、呼吸を整えることが大切です。
一日の始まりや終わりにほんの少しの時間、目をつぶって意識を自分に向けてみましょう。
ゆっくりと鼻から息を吸い、口から息を吐きます。
特に吐くことを意識しながら、不安も心配も嫌なことも全部、体内から出してしまいましょう。
また、歌が好きな人は歌ったり、好きな本を音読したりして声に出すことも心身に良い影響がありますよ。
・「あの人ならどうするのか?」を考えてみる
人生の中には、どうしても分からないことや決断ができないこと、判断に迷ってしまうことがありますよね。
特に重要な場面や節目では、悩みは付き物です。
そんな時は、自分が目標にしている人や生き方に共感できる人を思い浮かべてみましょう。
身近で尊敬している人でも、歴史上の人物でも、アニメや小説の登場人物でもかまいません。
「あの人なら、どのような決断をするだろうか?」と自分の問題を客観視することで、大きな決断のヒントが得られるハズです。
決断できない苦しみを抱えるのではなく、自分の中で前向きに楽しく決めていけたら、人生はもっと豊かなものに変わっていきます。
調子の悪い日の過ごし方は?
体調不良だけではなく、何となく気乗りがしない、イライラしてしまうなど、精神的な不調を感じることは、誰にでもあるかと思います。
そんな時は何をしてもダメなことも多いため、自分に嫌気が差すなど自己肯定感が低くなってしまう場合もしばしば…。
今日は不調かな!?と感じたら、まずは心身をリラックスすることを優先してみましょう。
オススメの方法を紹介します!
・弱音を吐く
人に相談したり、人前で弱音を吐いたりすることが苦手な人は、一人の時に感情を声に出してみましょう。
声に出すことに抵抗や違和感がある場合は、思いっきり紙に書き出してみるのも良いでしょう。
抱えているネガティブな感情を、認識することができ、上手くいくと問題解決につながる可能性もあります。
・掃除をする
重たい空気の流れを変えるには、窓を開けて換気しホコリを掃除機で吸い込み、不要なものは捨ててしまいましょう。
ゴミと一緒に自分の中のネガティブな感情も出してしまう感覚で、部屋を綺麗にするととてもスッキリしますよ!
・外に出て気分転換する
特に理由も無いのに気持ちがふさぎ込んでしまう時は、いっそのこと外出してみましょう。
外の空気を吸い、人と些細な会話を楽しみ、道をぶらぶらするだけでも気分がまぎれ、帰路に着く頃には、出かけて良かったと思えているのではないでしょうか。
・睡眠を取る
いつもより感情の起伏が激しく、腹が立ったりイライラしたりしてしまう時は、もしかしたら生活のリズムが乱れているのかもしれません。
女性の場合は月経前などでホルモンバランスが乱れているのかもしれませんが、まずは十分な睡眠を取るように心がけてみましょう。
夜遅くまでスマホを眺めたり、パソコンで作業したりしていると、良質な睡眠は取りづらくなるので、注意が必要です。
・美味しいものを食べる
人は食欲が満たされると、とても幸せな気持ちになります。
特に美味しい料理は、食欲をそそり誰かと一緒にいる時には会話も弾みます。
しかし、普段と違う料理を準備したり外食したりすることが難しい場合は、ドラマや映画に出てくる幸せそうな食事のシーンを見るだけでも幸せな気持ちになれるかと思います。
元気になったら、あのシーンに出てきたレストランに行ってみよう!と前向きな気持ちになれたら、いらつきも緩和されるハズです。
まとめ
今回は自分軸を高めるためのトレーニング法について紹介しました。
いかがでしょうか?
そんなに難しくはないと感じていただけたのではないかと思います。
今回紹介したもの以外にも、日頃から自分に合った方法で、自分に自信を付けていきましょう!
私のブログのテーマは、「他人軸でなく自分軸で気楽に生きる」です。
あなたはこんな悩みをお持ちではありませんか?
「他人の顔色ばかりみてクタクタ」
「自分の意思で生きられない」
「いつも後悔ばかりでグルグル一人反省会」
そんなあなたはこちらの記事を読んでみてくださいね。
あなたが「自分軸で気楽に生きられるようになる」ことを願っています♪