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【東京都北区】梶原書店が9月30日で閉店と聞き、思い出に本を1冊買ってきました。

しかのいえ地域ニュースサイト号外NETライター(東京都北区)

都電荒川線の梶原駅早稲田方面行のホームに隣接した「梶原書店」が2021年9月30日で閉店と知り、行ってきました。

報道によれば同店の開店は1964年。

こちらが写真です、ご覧ください。まず、三ノ輪橋方面行の線路側からの一枚(撮影2021年9月26日)。

これから都電の車両が入ってきます。乗車待ちをしているお客さんたちの姿でお店は半分隠れてしまっています。

車両が入ってきました。こうなると、お店はすっかり見えなくなってしまいます。

電車をやり過ごし、早稲田方面行ホームに入って近くから。

「梶原書店」の看板、さすがに年季が入っています。

「ひとりぼっち荒川線」というタイトルの写真集に「都電ひとりぼっち」と案内が。寂しさが募ります。

思い出に、一冊買ってきました。

お値段は値札の半額500円でした、サービスしていただきありがとうございます。

発行元は東京都交通局、味のある表紙です。

今はワンマン車両になっている荒川線ですが、以前は、ボディーに赤いラインが入ったこの通称「赤帯」という車両に、車掌さんも乗っていました。

この本は、その赤帯の引退(車掌さんの引退)を記念して昭和53年(1978年)に作られたものです。

タイトルの「ひとりぼっち」には、「ワンマンになってしまうこと」の意味も込められているようです。

雑然とした店内。この眺めともお別れです。

お店の方にうかがったところ、閉店予定日の9月30日を超えても営業する可能性ありとのことでした。

近くを通りかかることがあったら、また覗いてみようと思います。

梶原書店さん、長年の営業お疲れさまでした。

【店舗情報】
 ◆梶原書店
  東京都北区堀船3丁目31-11

地域ニュースサイト号外NETライター(東京都北区)

親子四代、東京都北区暮らしです。2019年から自宅の一軒家を「住み開き」しつつ、「しかのいえ」というスペースを運営しています。地元である上十条の街で日々を過ごしつつ、近隣で見聞きしたニュースや、街の変化のことなどをお届けいたします。

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