冬の訪れをひしひしと感じるようになった最近の札幌。雪の降る日や気温が低い日は、体の芯から温まるスパイシーな料理を食べたくなりませんか？今回足を運んだ「スパイス料理と酒 Knot.（ナット）」さんでは、お酒とともに個性豊かなスパイス料理を楽しむことができます。今回はディナータイムに訪問し、香辛料がたっぷりな自慢のスパイスカレーをいただいてきました。

「スパイス料理と酒 Knot.」ってどんなお店？

「スパイス料理と酒 Knot.」さんがお店を構えているのは、札幌市手稲区前田の富丘通沿い。近隣には稲積公園、手稲プールなどがあり、最寄り駅のJR函館本線稲積公園駅からは公園側出口を出て徒歩13分ほどで行くことができます。

1階に菓子店がある2階建て店舗の2階にある同店。お店の入口までは囲いのない階段を上らなければならないので、雪の積もっているときや雨の日は滑って足を滑らせないよう気をつけましょう。

店内はおひとり様の入店でも利用しやすいカウンター席が中心。キッチンを囲うように配置されたカウンター席のほか、2名掛けのテーブル席もあります。以前バスケットボールをやっていたという店主はNBAのファン。店内のモニターにはNBAの映像が流れているほか、壁面にはバスケット関連のグッズやアートなども飾られています。

3種までルウを選べるスパイスカレー

この日は3種類のスパイスカレーが提供されていました。カレーの種類は時々変更となるので、訪れるたびに新たな味わいと出会えるかもしれません。

カレーのネーミングはどれもわかりやすく、商品名を見るだけでおおよそどのようなカレーなのかがわかります。今回いただいた「ほうれん草チキン」はその代表格で、ペースト状にしたほうれん草の入ったルウにじっくりと煮込んでほぐれた鶏肉がたっぷりと入った辛さ控えめなひと品。

こちらは「豚ガツコリアンダー」と「ごぼうダル」の2種あいがけ。他のカレーよりもやや辛さ強めな豚ガツコリアンダーには、ごろんと大きめな豚ガツが入って食べごたえ抜群！ごぼうダルは豆やごぼうの繊維を感じる、ややとろみのある食感が特徴です。ちなみに、カレーのあいがけは最大3種類まで選択可能なので、食べたいカレーが複数あるときも安心です。

お皿の端には3種類の副菜がついて、全体のいろどりも鮮やかに。ご飯は国産米のサフランライスが基本となっており、100グラム、200グラム、300グラム（プラス150円）から量を選択できます。また、プラス250円でインドの香り米「パスマティライス」も選ぶことができるので、その日の気分でご飯を変えてたべてみるのも良いでしょう。

スパイスのきいたおつまみとともにお酒を楽しめる

スパイスカレーだけでなく、香辛料を使ったユニークな料理も得意としている同店。いろいろな種類のお酒も提供しているので、バーのようにお酒をメインにしてお店を利用するのも良いでしょう。もちろん、お酒を飲まずにカレーだけのオーダーもOKです。

「スパイス料理と酒 Knot.」の詳細情報

冬の寒さにも負けない！？スパイスの力で体がぽかぽかに

訪問したこの日は雪やみぞれが強い風に混じって叩きつける荒天の日。道路に積もったぬかるんだ雪にうんざりしていたはずの気持ちも、美味しいカレーのお陰で心も体も温かくなり、とても満たされた幸せな気分となりました。これからどんどん寒くなり、日々雪かきに追われる季節が訪れます。そんな日は、美味しいスパイス料理を食べて気分転換してみてはいかがでしょうか。