地域情報発信ライターのうみのとなりです。

関東が梅雨入りして、じっとりした日が続いていますね。

雨の日は素敵なカフェでゆっくり過ごすのはいかがでしょうか。

SPECIALTY COFFEE BEANS No.13

JR衣笠駅から京急バス［須1］横須賀駅行に乗り「曹源寺」を下車して徒歩1分のところ、徒歩では約10分のところに、SPECIALTY COFFEE BEANS No.13があります。

2022年1月にオープンした、スペシャルティコーヒーを使用した浅煎り専門店です。

ヤマザキストアとして使われていた店舗物件をDIYで改装したとのこと。

レトロなたばこ販売のケースを生かして、コーヒー豆やグッズなどを陳列しており、遊び心を感じます。

入り口横にはテラス席があります。

テラス席のみペットOKです。

スタイリッシュ空間

黒を基調にした店内には壁にOSBボードを貼っており、スタイリッシュでおしゃれな空間です。

OSBボードとは薄く削った大量の木片を圧縮して作られる板です。

シックな店内にさまざまな方向に散りばめられた木片が趣のある表情を作り出しています。

額絵のように佐野町の日常を映し出すカウンター席。

奥にはゆったりと寛ぐことができるソファー席があります。

スペシャリティーコーヒー

コーヒーはもちろん、その他ドリンク、エスプレッソ、フードなど揃っています。

ドリップコーヒーは種類を選ぶことができます。

本日はこちらの4種類です。通常はホットで570円ですが、特別な豆は値段が変わります。

店長の野口さんは豆の特徴をまとめたカードを作成して、お客様に案内しています。

コロンビア COE2022 #11を選びました。

Cup of Excellenceとは最高品質のコーヒーにのみ与えられる栄誉ある称号です。

ラス・ブリサス農園は標高1750mのところにあります。日本では蔵王山（刈田岳） と同じくらいの山です。山に常に吹く風からLas Brisas（そよ風）と名付けられました。

ピンクブルボン種とはコーヒーの果実が真っ赤ではなく、薄いピンク色に熟す品種とのこと。環境変動により、ピンクブルボンの栽培は非常に難しくなっており、希少性の高い豆です。

ストーリを聞くと、土地や生産者が目に浮かんできますね。

熟練の技が光る

グラインダーは創業80年以上の歴史を誇るドイツのリーディングブランドMAHLKONIG（マルケニッヒ）を使用。

WBC（ワールドバリスタチャンピオンシップ）の公式グラインダーにも認定されています。

下準備をしたガラスサーバーと、ドリッパーに粉を入れ、お湯を注ぎます。

ぷくぷくっと綺麗に膨らんでいます。

これは豆に含まれる炭酸ガスが発生したものです。豆の鮮度の良さが分かります。

撹拌ドリップ

おもむろにドリップ内を混ぜ始めました。

香りと味を最大限引き出すための浅煎りコーヒー特有の淹れ方とのこと。

ゆっくりコーヒーが落ちていきます。

その間に、使用するカップにお湯を入れて温めています。

この一連の流れを当たり前のように、手際よくやっている野口さん。

細かく丁寧で無駄のない動きは熟練の技を感じます。

グラスで飲むのは初めて！

ワイングラスに入れて提供してくれます。

香りを楽しむために作られたコーヒー専用のワイングラスとのこと。

耐熱ガラス製のためホットでも大丈夫です。

透明感がある美しい赤みがかった琥珀色です。

グラスの上部がくびれ、飲み口の部分が開いている形。

ワインの香りを嗅ぐように顔を近づけてみると、甘めの軽い香りです。

これまで飲んだコーヒーでこんな軽やかな香りは初めてです。

「飲んでいただいて、少し時間を置いてからまた飲んでみて下さい」

一口に入れると、ブラックなのにやや甘くてダークチェリーのような味わいです。「コーヒー」というもの飲み物は、苦味とガツンとコクのある味だと思っていたので、全く違う味わいに驚きです。

5分くらい置き、再度飲んでみました。

少し冷めて飲みやすくなっており、フルーツのようなフレッシュな香りがしています。

味はルビーグレープフルーツのようなフルーティーなやわらかな酸味に変わっています。

こんなにもフルーティーで爽やかな味のコーヒーを飲んだのは初めてなので「これもコーヒーなの？！」と嬉しい衝撃です。

しっとりパウンドケーキ

パウンドケーキも野口さんの手作りです。

厳選した材料を使用しており、きめ細やかでしっとりしています。

クリームとラズベリージャムを添えていただくと、まさに幸せ。

フルーティーなコーヒーが合わさると、まるでフルーツタルトのようです。

パウンドケーキは他にチーズ、抹茶があります。

豆は『宝石』

原産地や品種もさまざまなコーヒー豆には、美味しさや香りなど豆が持つ本来の個性もさまざまです。

野口さんは世界各地で情熱を込めて作られたコーヒー豆を、独自の研ぎ澄まされた感性と技術で、個性を最大限に引き出して提供しています。

豆はまるで宝石の『原石』、野口さんの丁寧な技術によって『味・香り・風味』という輝きを放ちます。

生産したラス・ブリサス農園のエドムンド氏に「野口さんのような素晴らしいバリスタを通じて、美味しいコーヒーを飲むことができて幸せ」と伝えたいくらいです。

この感動をぜひ皆さんにも体験していただけると嬉しいです。

販売しています

店内やオンラインストアにて豆を販売しています。

予約をすると、1銘柄、400g以上の購入で20%オフです。

イベント開催！

世界一周ソムリエ 西上幸志氏とのコラボ第2弾を開催します。

「あのポークが食べたい」と野口さんが熱望する絶品のポーク料理を食べることができるチャンスです。楽しみですね。

西上幸志氏　HP

SNSで発信中！

営業時間やお知らせはSNSで発信しています。

☆野口様　この度は取材させていただき有難うございました。コーヒーの奥深さを知りました。

【関連情報】衣笠・佐野町に行ったらこちらにも寄ってね。

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大好きYOKOSUKA o(≧▽≦)o浅煎りコーヒーに感激