浦和レッズがホームの2戦で完敗を喫して、ルヴァン杯準決勝で敗退
YBCルヴァンカップ準決勝。浦和レッズは第1戦はアウェイで1-1で引き分けてホーム埼玉スタジアムでの第2戦に挑んだ。
試合は序盤からハイプレスを仕掛けるセレッソ大阪が主導権を握る。そして前半23分に試合が動いた。右サイドを突破したMF毎熊が裏に抜けるとクロスを上げたボールが、DF明本考浩に当たり、ディフレクションしたボールがそのままゴールに入ってしまい、オウンゴールでセレッソ大阪が先制する。さらに前半30分、左サイドからのクロスを奥埜博亮が受けると、そのまま左足を振り抜いて追加点。セレッソ大阪が2-1として2戦合計スコア1-3と逆転した。前半はセレッソ大阪が圧倒して、2-0で折り返した。浦和レッズとしてはアウェイゴールで2点を取らないといけない状況となった。
後半に入り、浦和レッズも猛攻を仕掛けるがゴールを割ることができず。すると後半50分、左サイドからのクロスをFW加藤陸次樹がヘディングシュートを決めてセレッソ大阪が3-0。さらに後半80分、FWパトリッキが裏に抜けると、GK西川周作と1対1となった所を冷静に決めて4-0とした。試合はこのまま終了して、セレッソ大阪が2戦合計スコア1-5で、決勝進出を決めた。
試合後、浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は「彼らが素晴らしいプレッシングを前からかけてきて、我々のやりたいことを完全に消されてしまった前半だったと思います。なんとか勝って国立でこのタイトルを獲れれば良かったのですが、逃す形になってしまいました。逃してしまったことは非常に残念に思います」と敗戦を悔やんだ。
浦和レッズとしては今季残されたタイトルだったルヴァンカップは準決勝で姿を消すこととなった。