【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!
みなさん、こんにちは~!
韓国ドラマを見ていると、「これってどうして?」と感じることや、不思議に思うシーンが出てくることってありますよね?
そんなモヤモヤを解消すべく、この「韓国ドラマの不思議な行動シリーズ」で、ドラマの裏に隠された意味や文化を紐解いていきます♪
ぜひ、最後までお楽しみくださいね~!
今回は、意外と知らない韓国の食事のマナーについて深掘りしてみました!
それではさっそく見ていきましょう~♪
「音を立てて食べても気にしない?!」
ドラマの中に出てくる食事シーンを見ていると、食べるときにクチャクチャ音を立てて食べる場面をよく目にします。
日本ではそのような食べ方は、マナー違反や行儀が悪いとされがちですよね。
しかし、韓国では日本ほど音を立てて食べることを気にしない人が多いです。
食堂などに行っても、周りのテーブルの人たちが出す食事中の音が、割と聞こえてきたりします。
2018年に放送された「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」というドラマでは、ヒロインのジナがデートで食事を楽しむシーンがあり、大きな音を立てながら食べる姿が映っていました。
そのヒロイン役は「愛の不時着」でも知られる、清純派女優ソン・イェジンでしたので、ドラマとは言えイメージとのギャップに驚いた人も少なくないかもしれませんね!
このように、韓国では食事中にクチャクチャと音を立てて食べることが、必ずしもマナー違反というわけではないんです。
ただし、あまりにもひどい音を出しながら食べると、さすがにマナーが悪いと感じられることもあります。
また、全員がクチャクチャ音に寛容というわけでもないので、気になってしまう人も中にはいるかもしれませんね。
特に、儒教の国である韓国では、自分よりも年上の方を敬う文化があります。
なので、食事の時にも礼儀やマナーに配慮することが一般的です。
食事の仕方にも文化的な背景が現れているなんて、興味深いですよね!
2つ目の不思議はこちらです~!
「目上の人より先に食べてはいけない」
韓国では目上の方を敬う文化があることは、先ほどお伝えしましたね。
日常生活の色々な場面で、儒教の教えに沿って相手を敬う気持ちが大切にされています。
ここでは食事のときに注意しなければいけないマナーについて、2つご紹介していきます!
・目上の方や年長者が先に食事を始めるまで待つ
その場に自分よりも歳が上の方がいれば、自分から先に食べ始めるのではなく、相手が食事を始めてから手をつけるのが一般的です。
韓国ドラマの食事シーンでも、祖父母や両親など年長者が食事を始めてから、子どもや孫が箸を手に取る様子が出てきますよね。
・お酒を飲むときは、顔を横に向けて口元を隠す
自分より目上の方や年上の方の前では、正面を向かずに少し顔を横に向け、口元を手で隠しながら飲むのが礼儀とされています。
韓国では、これらのマナーを大切にしているので、子どもの頃から周囲の大人や両親から教わりながら育ちます。
韓国で目上の方と食事をする機会があれば、ぜひ頭に入れておいてくださいね!
3つ目の不思議も見ていきましょう~!
「片膝を立てて食事するのは普通」
日本ではマナー違反と思われるような行動でも、韓国ではマナー違反には当たらないことがあります。
その1つが、食事中に女性が片膝を立てて、床に座る姿勢です。
韓国ドラマにも、床に座って片膝を立てた状態で食事をしている女性がよく登場しますよね。
日本ではそのような姿勢で食事をしていたら、お行儀が悪いと思われてしまいますが・・。
韓国でこの座り方が受け入れられているのには、理由があるんですよ。
まず、片膝を立てた座り方は、長時間座っていても足が痛くなりにくいというメリットがあるからなんです。
日本のような畳は韓国にはなく、床は一般的にクッション性のない固い素材であることが多いです。
そのため、楽に座ることができるこの座り方がベストなんです。
もう一つは、昔からの名残で、韓服(チマチョゴリ)が美しく見える姿勢だからです。
韓服の裾は長いので、片膝を立てることで裾がふわりと広がり、綺麗に見せることができます。
このような理由で、片膝を立てた座り方が今でも根付いているんですね!
いかがでしたか?
日本と韓国は似ているところが多いので、マナーも似ているのかと思いきや、違いがたくさんありましたね!
次回も興味深い不思議を集めてお待ちしています^^
また、お会いしましょう~♪
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