【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part384:卵は大容量でまとめ買い!?他
みなさん、こんにちは~!
今日も韓国ドラマから見える韓国の文化を一緒に探していきましょう^^
さてさて、今回はどんな不思議が出てくるのでしょうか~?
さっそく、見ていきましょう!
一つ目はこちら~
「卵は大容量パックでまとめ買い!」
日本でよく売られている卵は、1パック10個入りということが多いですよね。
韓国はというと、なんと1パック30個入りがスタンダードなんです!
1パックに入っている個数の多さに驚いてしまいますね!
一度に30個も買っても賞味期限内に使いきれないのでは…?と思われるかもしれませんが、韓国は家庭での卵の消費量が多い傾向があるので、意外と食べきれてしまうんですよ。
韓国ドラマの中でよく食べられているインスタントラーメンにも卵は欠かせない存在ですし、作り置きのおかずにも卵の出番は多いです。
とはいえ、一人暮らしや少人数の家庭では、30個入りのパックは食べきれないこともありますよね。
もちろん、韓国でも日本と同じような10個入のパックも売られています。
ですが、30個入りパックの方がお買い得なので、韓国ではこちらを買う人が多いんですよ。
その卵ですが、実は意外な方法で販売されているんです!
その販売方法とは、トラック販売です。
もちろん、スーパーや食料品店で買うこともできますが、韓国ではトラックで卵を売りに来てくれる業者もあるんですよ。
近ごろは目にする機会も減っていますが、日本でも石焼き芋や竿竹売りのトラックが回ってくることってありますよね。
それと同じように韓国では、卵販売のトラックが街を回ってきます。
トラックが来ると、「계란이 왔어요~!(ケラニワッソヨ~)」という声がスピーカーから流れてきます。
これは「卵が来ましたよ~」という意味です。なんだか可愛いですよね。
日本の石焼き芋や竿竹のトラックが来ると「石や~き芋~」とか「た〜けや~竿竹~」というお馴染みのフレーズが聞こえてきますが、韓国の卵トラックにもお決まりのフレーズがあるんですね!
そんな韓国の卵トラックは、ドラマに登場していることもありますよ。
そのひとつに「恋のスケッチ~応答せよ1988~」があります。
このドラマのあるエピソードの中で、近所に卵トラックがやってきます。
ところが、カセットテープが伸びてしまっているせいで、スピーカーから流れる声がおかしくなっています。
それを聞いた人物が裏ワザを使って伸びたテープを直すというストーリーです。
そしてもう一つ、「まぶしくて 私たちの輝く時間」というドラマの中のなかにも卵トラックが出てきますよ。
それは、アナウンサーになることを目指すヒロイン、ヘジャが卵トラックのアナウンスにスカウトされるというシーンです。
みなさんが見ているドラマの中にも、ひょっとしたら卵トラックが出てくるかもしれませんよ~!
つづいてはこちら~
「一人飯は勇気がいる?!」
2017年、韓国で「혼술(ホンスル)」、「 혼밥(ホンパプ)」という言葉が流行しました。
これは「혼자 마시는 술 (ホンジャ マシヌン スル)/一人で飲む酒」と、「혼자 먹는 밥(ホンジャ モンヌン パプ)/一人で食べるご飯」を略した言葉です。
つまり、「혼술(ホンスル)」は「一人酒」、「 혼밥(ホンパプ)」は「一人飯」という意味です。
流行の火付け役になったのが、「혼술남녀(ホンスルナムニョ)/一人酒男女」というドラマです。
ドラマが話題になり、この頃から韓国にも「おひとりさま文化」が広まり始めました。
さらに、日本のドラマ「孤独のグルメ」が韓国でも放送され、多くの人から人気を得ました。
それ以前の韓国では、一人酒や一人飯はネガティブな印象を持たれることが多く、抵抗を感じるという人も多くいました。
というのも、韓国では食事はみんなで分け合って食べるものという考えが強いからなんですね。
一人で食事をするという文化があまりないので、実際にお店のメニューも2人前からというものが少なくありません。
韓国の人たちにとって食事は、みんなで一緒に食卓を囲むことで絆が深まり、人脈を広げる機会になる大切な時間です。
韓国では「ご飯食べましたか?」や「食事はしましたか?」という言葉が挨拶代わりに使われます。
これは、韓国の人たちが「食事」を大事にする考えが現れているんですね。
このような文化のため、一人での食事というのは馴染みがなく、苦手に感じる人も多かったんですね。
一人で食事を堪能する主人公の姿を描いた「孤独のグルメ」は、そんな韓国の人たちの目には新鮮に映り、人気に繋がったかもしれません。
このようなドラマの影響もあり、最近は韓国でも1人前から注文できるお店が増えてきているそうです。
その流れはドラマの中にも反映されていて、「真心が届く 僕とスターのオフィス・ラブ」では、一人ご飯専門店が出てくるシーンもありました。
一人飯や一人酒に対するイメージも変わり、ひとりの時間を楽しむ人が増えてきているようですね。
いかがでしたか?
今回も意外なところから韓国の文化が見えてきましたね!
今後も楽しく韓国の文化を紹介していきますので、ぜひ、また遊びに来てくださいね♪
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