盾なの?剣なの?本体よりもデカい大型武装がカッコイイ
こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。
当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!
今回のガンプラは「機動戦士ガンダム アグレッサー」より、
レッドライダー です!
一般のプラモデルお取扱店ではお買い求めいただけません。
ネットでは高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。
HG(ハイグレード)
ガンプラで最もスタンダードな1/144スケールのブランド。
HGUC(High Grade Universal Century)
宇宙世紀を舞台にしたガンダムシリーズ。
◆前後ショット◆
連邦軍が極秘裏に遂行していた次世代型モビルスーツ開発計画「ペイルライダー計画」で開発された試作2号機「レッドライダー」。
額部が赤いことからジオン兵士からは「赤帽子」と呼ばれています。
漫画家 万乗 大智(ばんじょう だいち)先生が連載している「機動戦士ガンダム アグレッサー」の主役機です。
連邦軍(地球連邦軍)
ガンダム作品に登場する架空の軍隊。作中では一般的に味方。
モビルスーツ(MS)
ガンダム作品に登場する架空の兵器の分類名。
ジオン(ジオン公国)
ガンダム作品に登場する架空の国家。作中では一般的に敵方。
関連する試作機は3機ありますが、当機が最も完成形の「ペイルライダー」に近い外観をしています。
盾から大剣に変形する攻防一体の専用武装「ツヴァイハンダー」を装備しているのが特徴です。(後述)
◆サイズ比較◆
HGUC版ガンダム(バンダイホビーサイト)と並べるとこんな感じ。
設定上の頭長高は、当機が18.0mで、ガンダムも18.0m。
スケールはいずれも1/144です。
このガンダムは縮尺がほぼ正確なので、スケールの誤差を確認するのに便利!
◆バリエ元と比較◆
当キットは、2015年4月に発売された「HG 1/144 ペイルライダー(陸戦重装備仕様)(プレミアムバンダイ)」のバリエーションキットです。
両者は成形色と装備類が異なりますが、本体部分の構造はおおむね同等です。
ついでなので試作1号機の「HG 1/144 ホワイトライダー(プレミアムバンダイ)」とも比較。
これも構造はほとんど変わりません。
ただ装備が特殊過ぎて、別の機体と言えるほど外観が異なります。
さらにもう1機。試作3号機の「HG 1/144 ブラックライダー(プレミアムバンダイ)」です。
これも装備が特殊ですね。
バイザーを装着した頭部や背面のレドームなど、いかにもステルス機といった雰囲気があります。
◆パーツ構成◆
成形品 x 10、ポリキャップ、シール、マーキングシール。
シールはそこそこ大量です。
これは当製品が複数の形態から1つを選んで組み立てる選択式である都合もあります。
ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGUC レッドライダー [RX-80RR] プレバン(当方のブログです)
◆付属品◆
本体以外の付属品は次のとおり。
- 100mmマシンガン
- 試作型100mmマシンガン
- シールド
- ツヴァイハンダー
- ツヴァイハンダー用グリップ
- 前腕用ジョイント
- 頭部パーツ
- ビームエフェクト
- ハンドパーツ
握り手 [左右]
銃器用 [右]
ハンドパーツ
標準の「握り手」が一組に「銃器用」の右手が付属。
着脱はボールジョイントで、かんたんに交換できます。
「銃器用」の右手は造形がちょっとテキトーっぽいですね…。
100mmマシンガン
陸戦型ジムの装備品と同じもので、キットとしても「HGUC 1/144 陸戦型ジム(バンダイホビーサイト)」から流用されています。
利用の際は標準の「握り手」で保持。
フォアグリップはスイングできるので、左手を併用した両手持ちも可能です。
試作型100mmマシンガン
ジオンの技術を取り入れて試作した、ートソード内蔵型の100mmマシンガンです。
利用の際は「銃器用」の右手で保持します。
これは手首に角度が付いてますね。
両手持ちも可能。
ただフォアグリップが外れやすいので注意です。(設計ミスっぽい?)
先端には「ビームエフェクト」を接続できます。
ビームサーベル
左のサイドアーマーに「サーベルグリップ」がマウントされているので、これを取り外し、
「ビームエフェクト」を接続して使用します。
標準の「握り手」で左右いずれにでも保持可能です。
シールド
陸戦型ジムの装備品と同じものです。
「100mmマシンガン」同様「HGUC 1/144 陸戦型ジム(バンダイホビーサイト)」から流用されています。
装備の際は「前腕用ジョイント」を介して接続。
「シールド」と「前腕用ジョイント」の接続位置は2カ所から選べる仕様です。
裏側には可動式のバイポッドとジョイントがあり、
バイポッドはひっくり返すように起こすことで、シールドを自立できるようになります。
ジョイントのほうはクランク状に引き出すと、シールドを打突兵器として使えるようになります。
ツヴァイハンダー
「シールド」であり「大剣」でもある当機専用の兵装です。
「シールド」として装備する場合は、先の陸戦型ジム用シールドと同じジョイントを介して装着します。
「大剣」にする場合は、
側面のパーツを反転して、
「ビームエフェクト」を接続。
カバーを外して、グリップに交換すればOKです!
標準の「握り手」で左右いずれにでも持たせられます。
サイズはこれくらい。本体よりも長大です。
一応片手でも持ち上がりますが、手首は下がっちゃいますね…。
グリップも長めですし、両手で構えたほうが安心です。
頭部パーツ
これはバイザーなしの頭部を再現するパーツです。
当キットは このパーツと、
2種類のバイザーパーツ、
付属のシールによって、バイザーの有無とAREUS(アレス)の発動状況を選択できる製品となっています。
今回はバイザーありのアレスが発動していない状態を選んだので、このパーツと赤いバイザーは使用しませんでした。
AREUS(アレス)
機体のリミッターを解除し運動性能を向上させるが、パイロットへの負担が増大する実験用システム。
名称はギリシャ神話の軍神「アレス」に由来。
◆余剰パーツ◆
余剰パーツとしては、ご覧の物が余ります。
そのまま使えるようなものはあまりありませんが、
「ビームサーベル」関連のパーツは一式あるので、
ペイルライダーよろしく、当機も二刀流にすることが可能です!
◆まとめ◆
- 「レッドライダー」の1/144スケールキットです。
- 製品としては「ペイルライダー(陸戦重装備仕様)」のバリエーションキットで、多くのパーツが流用されています。
- バイザーとシールの選択によって、4つの形態から1機を組み立て可能です。
- 付属品が大量!使える余剰パーツもあって、プレイバリュー高めな一品となっています。
以上、HG「レッドライダー」のレビューでした。