今回は、奈良県洋菓子コンテストで奈良県知事賞を受賞したパティシエさんがオーナーをされているお店で、お酒とドルチェが楽しめる「コレガーレ」さんを紹介します。

このお店は6月に近鉄橿原店で開催された「香芝の魅力発見コレ」に、橿原神宮に奉納されたほうじ茶フィナンシェを出品していたお店です。

>>【香芝市】香芝の逸品が近鉄橿原店に集結！「香芝の魅力発見コレ」開催6/11まで

実店舗は「お酒に合うドルチェが楽しめる」とのことなので、なんとか機会を見つけてお伺いしたいと思っていました。今回は娘と一緒にお邪魔。

お酒の席に中学生連れ、大丈夫かな〜？と思いましたが全然大丈夫でした。

店内の雰囲気をざっくり紹介

民家を改装して作られたお店の外観は濃いブルーが基調の、大人かっこいい雰囲気がします。

うわーオシャレーと思いながら外観を眺めていたら、娘が果敢に店内へ。

「ちょっと待って―――」と言いつつ、追って私もお店に入ると、オーナーさんとスタッフさんがにこやかに迎えてくださいました。

店内は濃いブラウンの木目の壁面とカウンター。

19世紀ぐらいの富豪が持っていそうなトランクを、たくさん積み上げて作られている物販コーナーもまた素敵。

普段、明るくナチュラルな雰囲気のカフェに行きなれてた娘は、このお店のようにスポット照明で大人っぽい雰囲気のお店は初めて。新鮮な感覚だったようで、「高級感のある大人っぽいお店」と思ったそうです。

オーナーさんのすごい作品を発見！

飴細工の仏さんです。

隣には奈良県知事賞を受賞された時のスイーツの写真が展示されていました。

当店人気のドルチェをまとめて堪能

娘が待ちきれないようなので、入店後さっそく注文。

お酒の種類がたくさんあるので、お酒に惹かれてしまうのですが今回は車のため我慢。

娘はピーチソーダのソフトドリンク（税込580円）とスペシャリテの生チョコ（税込700円）を注文。

ストローは、プラスチック製でも紙製でもありません。

なんとチョコレート製！飲みながら食べることもできるんです。

私はアイスコーヒー（税込630円）と気まぐれデザート（税込1,100円）を注文しました。

気まぐれデザートは、ホンッッットにオーナーさんの気まぐれで3種類のドルチェが出てくるとのことです。

左からテリーヌショコラ、コトブキさんのコーヒーでパンナコッタ、テリーヌフロマージュ（チーズケーキのテリーヌ）です。

パンナコッタは上にコーヒーゼリーが載っているだけではなく、パンナコッタ自体にもコーヒー味が入っていて、コトブキさんのコーヒーがふんだんに楽しめる逸品。

テリーヌフロマージュは単品で食べてもおいしいのですが、添えられているフルーツと一緒に食べるとおいしさアップでした。テリーヌを4つに切って、フルーツとテリーヌそれぞれ1切れずつ嗜むのがおススメで

テリーヌショコラはチョコの味が濃厚で、コーヒーと一緒にいただくのも絶品でしたが、お酒、特にワインと一緒に味わえたら最高かも！と思いました。次来るときは絶対車で来たら×ですね。

娘の生チョコも一粒いただきました。口の中でとろける絶品。これがお酒と味わえていたら（以下略）。

オーナーさんのお話によると、このお店の一番人気は娘が注文した生チョコ、次いでコーヒーのパンナコッタとのこと。納得！

香芝愛あふれる物販コーナー

私たちが座った席の後ろには壁一面の物販コーナーがありました。

お店特製のカヌレやジャム、ほうじ茶フィナンシェがズラッと並んでいます。

ジャムは奈良県産のフルーツを使用して作られている、当店イチオシの逸品。

近鉄橿原店のプラグスマーケットでも購入できます。

香芝市自慢の品も。

ワイングラスでおいしい日本酒アワード最高金賞受賞・澤田酒造さんの日本酒「悠久の光」や、コトブキさんのコーヒー屋さんのドリップコーヒー＆水出しコーヒーがここで購入可能です。

コトブキさんのコーヒーがここで買えるのは私にとってはとてもありがたいです。先日遊びに行ったマルシェでいただいたアイスコーヒーがめちゃくちゃ飲みやすくておいしかったので、家でも飲みたいと考えていました。

これらいずれも香芝市のメーカーさんです。

地元産つながりで店内オブジェについてもここで触れますね。

素敵なフライパンのオブジェを発見。

これは香芝市にあるガラス工房ONOさんからの開店一周年記念のお祝いだとのこと。

そういえば私が今回いただいたアイスコーヒーも、パンナコッタもコトブキさんのコーヒー。

今回はいただけませんでしたが、ワイングラスで飲める日本酒は香芝市の澤田酒造さんのお酒。奈良しゅわボールという名の日本酒版ハイボールもメニューにありました。

メニューにも、物販コーナーにも香芝愛があふれているお店という印象を受けました。

店内コンセプトはひょっとして･･･？

お店にいる間には気づけなかったのが悔しいのですが、ひょっとして19〜20世紀ぐらいのヨーロッパの豪華客船のイメージなのでしょうか。

そうだとすれば、このお店は

「レトロ感のある豪華客船で味わうワインとドルチェ」

「近代の貴族になった気分でお酒とおいしいお食事を楽しむ」

という、非日常を楽しむお店と言えるのかも。

今回、娘とドルチェ目的で来店しましたが、むしろ夫とお酒＆お食事→ドルチェを楽しみに来るのが王道パターンかもしれません。

次は夫とデートで来たいな。でも、誰が運転するんだ？

･･･ケンカになる前に公共交通機関を利用します。

店舗詳細