【葛飾区】はさまれてるのは「旬」と「和の心」 サンドイッチ専門店「桃と柚」鎌倉にオープンしています
風も心地よい秋晴れの朝、自転車をこぐ足も軽やかに、柴又街道をまっすぐ進んでいたこの日。
もちろんタウンクライヤーたるもの、何か変化がないかと周りに目を配ることも忘れません! と、あれなんか見慣れないお店がある…?
そこには墨色もくっきりと「桃と柚」の文字。パッと見、和な雰囲気の店構えに「おにぎり屋さんかな?」と思い足を止めた筆者。
ところがよく見ると、手でもって食べる姿は同じながらこちらはいわゆる欧米スタイル。
サンドイッチのお店だったんです♪
2021年9月5日(日)オープン サンドイッチ専門店「桃と柚」
ショーケースにずらりと並んでいたのは、色とりどりのサンドイッチです!
筆者、朝ご飯まだでした…吸い込まれるように店頭へ。いろどり鮮やかなフルーツサンドに目を奪われるも、下段にはおかず系のサンドイッチもあるではありませんか。
いらっしゃませ~と奥からお店の方が。
店構えと品ぞろえから(とにかくキレイでかわいい)女性がされているお店なのかなと勝手に思っていたのですが、現れたのは男性でした! おひとりで製造から販売までされているそうです。
「桃と柚」さん、オープンは9月5日(日)とのことで、まだ出来て3週間ほどのようですが、この界隈では早くも噂になっている様子…筆者がどれにしようか悩んでいる間にも、買いに来たお客さんや足を止めて眺めていかれる方、たくさんいらっしゃいました!
というわけで、お店の方にお話をうかがっちゃいましょう。
季節感を大切にする「和」のこころをサンドイッチに
「桃と柚」さんの朝は早く、オープンは朝8時。その日の仕込み分がなくなったら終了ということで、筆者がうかがったときもサンドイッチを手際よく作られていましたよ。
お忙しいところすみませんが、一点だけ…!
やっぱり気になるのは、その店名。「桃と柚」の由来をお聞きしましたら、それはとてもステキなお話でした。
「旬を大切にする日本らしさを、和の果物で表現してみたんです。」
日本人が感じる季節感、それをふんだんに果物を使ったサンドイッチで表現したい、とオーナーさん。『和』なのに『洋』のサンドイッチ、という意外性も面白いんじゃないかなと。
確かに! おんなじ三角形なのに、おにぎりじゃなかったのが逆にハマりました(笑)。
和の果物と季節感を表現するサンドイッチ。店構えにもショーケースにも感じられる繊細さの理由が分かった気がしました♪
今日はおかず? それともデザート? 色とりどりのサンドイッチ
というわけで筆者が頂いたのは、マンゴーのフルーツサンドと「おかず系ならこちらが人気です」とお勧めいただいた、金華サバのサンドイッチです。
持ち歩きは15分くらいです、というと、保冷剤を入れてくださいましたよ。
いざ実食です!
こちらは金華サバのサンド。ツナサラダ風のフィリングをゴマ入りのパンでサンドしています。
あ、サバの香りがちゃんとする~…と思った途端、やってくる強いうま味! 最後にほんのり感じられるコレは、生姜の風味かな? これはおいしいですね~♪
さてお次はお楽しみ、マンゴー♪ ずっしり、重みがスゴイです。
ぱくっと一口ほおばると…口いっぱいに、もうマンゴー!
甘みたっぷりの果肉感、これはマンゴー好きの方にはぜひ食べていただきたい!
パンとの仲を取り持つクリームも、マンゴーの味を邪魔しない絶妙な甘さです。
とりあえず1個だけ、と思ってたのにそのまま2個とも完食していました(笑)。
桃と柚さん、ごちそうさまでした!
ちなみにこの日お昼に通りがかったら、もうすでにフルーツサンドはほぼ完売でした…確実にゲットするなら、ぜひ午前中の来店をお勧めしますよ。
桃と柚
所在地:〒125-0053 東京都葛飾区鎌倉3丁目57−14
営業時間:朝8時~売り切れまで
定休日:不定休(Instagram公式アカウントにて随時告知あり)