26日は低気圧や前線が西日本～東日本へ進み、時間とともに雨の範囲が広がるでしょう。
昼前後は西日本で、そして夜には東海～関東で、バケツをひっくり返したような激しい雨になりそうです。

雨とともに南風が吹いて一時的に気温が上がるところもありますが、この雨のあと、寒気が流れ込んでまた冷え込みそうです。今後の見通しを含めて気象予報士が解説します。

東海～関東は朝降っていなくても傘の用意を

26日は朝の時点で沖縄～九州・山口県や、四国・紀伊半島で雨が降っているところが多く、このあとも九州を中心に激しい雷雨になるところがありそうです。風も強く、朝の段階では九州北部の沿岸部に一時、暴風警報が出ていました。

日中にかけては東海や北陸も一部、雨が降り始め、夜にはバケツをひっくり返したような雨に。

また夜には関東や東北、そして北海道の一部でも雨が降り、特に関東は東京・神奈川などで夜遅くに激しく降るでしょう。

一方、沖縄～九州では夜には天気が回復に向かうので、傘の置き忘れにご注意ください。

季節はずれの暖かさ、のち師走の寒さに

27日（水）は朝の段階では関東など一部で雨が残っているところがありますが、日中は広く晴れる見込み。気温も上がって、東京も10日ぶりに20度を超えそうです。

ただその後は寒気が流れ込み、この時期本来の冷え込みに。ちょうど今週末には12月に入りますが、「師走らしい冷え込み」と言えそうです。

日本海側では28日（木）頃から雨や雪が続くところが多く、風が強まって大荒れの天気になるところも。また29日（金）頃を中心に雨や雪が強まるおそれもあり、大雨や積雪の急増にも注意が必要です。
北陸では週明けにかけて雪が降るところもあり、そろそろ雪への備えも万全にしておきましょう。

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