こんにちは！福岡のおいしい・楽しい魅力を発信するライター、博多あや.です。

本日2023年10月1日(日)、ついに待望のグランドオープンを迎えた中央区春吉の「ホテル イル・パラッツォ」。歴史を感じられるデザイン性溢れる建物から現代風に"Re-Design"された内装まで、今回は内覧会に参加した際の様子をじっくりとご紹介したいと思います。

ホテル イル・パラッツォへのアクセス

「HOTEL IL PALAZZO(ホテル イル・パラッツォ)」があるのは福岡市中央区春吉。
地下鉄「中洲川端駅」からは徒歩で7分ほど、近くにキャナルシティ博多や中洲の繁華街があり、天神にも博多にもアクセスしやすい立地が特徴です。

20世紀を代表する世界的な建築家、アルド・ロッシと日本を代表するインテリアデザイナー内田繁氏がタッグを組み、デザインホテルの先駆けとして国内外の多くのファンを魅了した「ホテル イル・パラッツォ」。日本初のデザインホテルとして1989年に開業しました。

開業から30年を経過し、建物の老朽化などにより休業したイル・パラッツォを"原点に戻そう"という想いで2019年秋にRe-Designプロジェクトがスタート。およそ2年をかけたリニューアルがついに完成、外観はそのままに、現代のニーズに合わせたより過ごしやすいホテルとなり生まれ変わりました！

入り口の自動ドアが開くとそこはブルーの世界。幻想的な光は非日常を感じられ、福岡の中心部にあるとは思えないような閑静な空間となっています。

ゆっくりと進むと正面には一輪のバラの花。イルパラッツォのテーマカラーでもあるレッド・グリーン・ブルーを美しく表現しています。

地下へと進むと、こちらもイメージカラーをバランスよく取り入れた「EL DORAD(エルドラド)」が。以前は宴会場などがあった地下スペースはフロントやレストランとして生まれ変わりました。

奥にはアルド・ロッシ氏がデザインした当時ノバー「エル・ドラド」の内装の一部を移築。

手前には内田繁氏が晩年に手掛けたインスタレーション作品「Dancing Water(ダンシングウォーター)」が配置されています。ゆらゆらと揺れる水面が天井へと映り、なんとも幻想的で癒される空間となっていますよ。

4メートルの天井高を誇る客室に注目

客室は2階から8階までで全フロア全面改装。かつてはエントランスとレセプションだった2階を客室に改装し、77室となりました。

こちらは「デラックスキング バルコニー付き」。

こちらの部屋の特長はなんといっても4メートルの高さを誇る天井。これだけの高さのあるお部屋は珍しいですね。開放感も素晴らしい！

現代風のシンプルながらデザイン性があります。

バルコニーにはチェアがあり、プライベートな空間を風を感じながらゆったりと過ごせそうですね♪

浴槽は丸型でスタイリッシュ！モダンな空間となっています。

こちらは「スーペリアクイーン」のお部屋。ベッドにはスランバーランド社の最高級クラスのベッドを採用しています。

ナチュラルなカラーの全室共通ソファはデザイン性があり、無駄のないつくりが魅力的。ホテル開業当時のデザインと配色から再構築したものを採用しているとのことです。

11メートルの長さを誇るビュッフェテーブルが魅力

レストランは冒頭でご紹介しました地下のEL DORAD(エルドラド)で。

こちらでは朝食からディナータイムまでブッフェ形式のお食事を楽しむことができます。営業時間は朝の7:00から夜中の3:00までというロング営業。

しかもその価格にも驚き。なんと宿泊ゲストはフリーアクセス、宿泊客でないビジター利用でもランチ・ディナーは1,900円で利用できるんですよ♪ホテルのディナービュッフェが1,900円だなんてあまりにもリーズナブル。記念日などにも気軽に利用できそうですね。

時間帯によって7:00～21:00までは異なるビュッフェを、そして21:00以降は照明を落としてバータイムとなります。

テーブル席のほかにもお一人でも過ごしやすいカウンター席や、カーテンで仕切りをつくることができる半個室のソファ席もありました。

11メートルもの長さのビュッフェテーブルにずらりと並ぶメニューは圧巻です！

またブッフェ以外にも"毎日が特別な日"としてホテル主催の「ガラディナーパーティー」を開催(毎日先着12組)。福岡や博多、九州の食材を贅沢に使用したフレンチベースのフルコースを堪能できます。

今回は2023年10月1日にグランドオープンを迎える"Re-Design"された「HOTEL IL PALAZZO(ホテル イル・パラッツォ)」をご紹介しました。

歴史と現代の融合をデザインと共に感じられる素敵な空間に、是非訪れてみてくださいね。