【上田市】特許取得済の蕎麦餡スイーツ「十割そば羊羹」は、なんと味変も楽しめます。
晩秋の信州と言えばそばの季節。その香りをそのままに、スイーツとして楽しめるように開発された「十割そば羊羹」は、レンチンで味変も楽しめますよ。
そば粉は元々粘りが少ないので「そばを餡に仕立てる」ことは、実は至難の業なのです。そのままで食す「十割そば」のそば打ちが難しいことは、ご存知の方も多いでしょう。
創業から120余年の上田市の老舗「名取製餡」が、製造部門における長年の経験を活かし、新たな挑戦を繰り返して商品化に成功しました。
豆類や小麦粉を一切使用せずに、上田産の特殊製粉そば粉と糖類を合わせ、熟練の練りの技術をもって丹念に仕上げた羊羹。甘さは控えめで水羊羹のような舌ざわりが特徴です。トッピングの炒った韃靼そばと一緒に口に含めば、そばの香りも倍増します。
また「十割そば羊羹」は寒い季節などに、温めるとまったく違った食感と風味が楽しめます。1センチ厚に切って、ラップをかけずに電子レンジで十数秒。表面の一部がぷくっと動き、とろけだしたら食べ頃です。(熱いのでお気を付けください。)
名取製餡といえば、毎日手作りされているくるみおはぎも名物です。おいしいお米の産地とされる塩田平産のもち米と、大粒に砕いた上質なくるみを合わせた製餡所ならではの白餡のマリアージュが秀逸ですよ。
名取製餡では、これも珍しい「桑の実羊羹」も製造しています。信州大学繊維学部の農園で栽培された桑の実を特別に収穫させてもらって使用。酸味のきいた桑の実を合わせた新たな味わいの羊羹は、プチプチとした桑の実の食感も楽しめます。
●名取製餡●
住所:上田市中央5丁目7-3
営業時間:10時から17時
日曜不定休