【京都市】中京区 初代住職が平安時代の歌人和泉式部と伝わる『誠心院』(和泉式部寺)♪
京都のショッピングアーケードであり繁華街である新京極通。
その中にある寺院『誠心院』。
フードやファッションストリートに国内外からの観光客がたくさん集う新京極。
突如、現れる神々しい『誠心院』の門。
新京極通内に建つ真言宗泉涌寺派の寺です。
そこには、『鈴成り輪』が出迎えてくれます。
知恵授け・恋授け鈴成り輪(すずなりくるま)と聞きました。
誠心院は初代住職の和泉式部が才色兼備であったことから、魔尼車とも呼ばれる『鈴成り輪』は、一回廻せば経典を一回読誦した功徳が得られるそうです。
和泉式部の古い灯篭の竿と台座を使ったものだそうですよ!
境内には初代住職である平安の歌人和泉式部の墓・宝篋印塔および歌碑、百八の観音様が並びます。
修験道の開祖と伝わる役行者様もいらっしゃいます。
和泉式部が生前に愛した「軒端(のきば)の梅」もあります。
藤原道長が娘の彰子に仕えていた和泉式部のために建立したお堂が『誠心院』のはじまりと伝わるそう。
堂内には道長が建立した本尊阿弥陀如来像があります。
『高津商会』の小道具たちも平安時代のものが沢山あり、映画やドラマに活躍中です。
和泉式部の世界を現世に戻してくれる『高津商会』の小道具たちを学びながら、平安時代のことを学ぶ機会を与えてもらえます。
また、京都各地にあるゆかりの場所を訪れることで、小道具たちを通してその時代を想像することより知識が広がるのが嬉しいです♪
誠心院
京都市中京区新京極通六角下ル中筋町487