東近江市能登川博物館と東近江市埋蔵文化財センターは、1997年（平成9年）11月8日に開館しました。よって2022年11月8日に開館から25年目を迎えることとなります。

そんな東近江市能登川博物館では現在、東近江市埋蔵文化財センターの開館25周年を記念しての企画展である「遺跡から見つかった装いの品々」展が催されています。

入館料や観覧料は無料であり、会期は2022年11月13日までとなっています。

企画展のタイトルどおりに、古代の人々が使用していたと考えられる装飾品が多数展示されています。

知名度の高い勾玉や、管玉、金環、あるいは石製品など、大昔に作られたとは思えない精巧なものも多いです。様々な紋様や神獣が描かれた銅鏡の緻密さは、必見であると思います。

取材員は糸を紡げませんし、石に小さな穴を開けられませんし、金を加工して輪っかにすることもできませんし、土器も土偶も焼けません。ゆえに、古の人々の賢さと逞しさにいたく感服する展示であると感じました。

なお、展示物の中には今から約4000年前の縄文人の人骨もございます。複雑な形状をした流木のようにも思える見た目であり、少なくとも取材員は「グロテスクさはそう強いものではない」と感じましたが、苦手な方は該当展示を覗き込まないよう、ご注意ください。

ご興味がそそられましたら、11月13日までに東近江市能登川博物館へと足を運んでみてくださいませ。

【東近江市埋蔵文化財センター開館25周年記念企画展示　遺跡から見つかった装いの品々】

開催地

滋賀県東近江市山路町2225

会期

2022年10月26日～11月13日

休館日

毎週月曜日・火曜日、祝日、館内整理日

開館時間

10：00～18：00

電話番号

0748-42-6761

（※東近江市能登川博物館のもの）

0748-42-5011

（※東近江市埋蔵文化財センターのもの）