日経平均が再び4万円乗せ #専門家のまとめ
7日の東京株式市場で日経平均は前日に比べ一時800円を超す上昇となり、節目の4万円台を回復する場面があった。6日の米国株式市場ではハイテク株高を受けた買い入ったことで、これが国内市場にも波及し、値がさの半導体関連銘柄を中心に買いが入った。
ココがポイント
エキスパートの補足・見解
6日の米国株式市場では、トランプ氏の側近が輸入品に対する一律の関税引き上げの対象を限定する案を検討しているとワシントン・ポストが報じたことで、従来の主張を軟化させたとの見方が広がり買われる場面もあったが、トランプ氏が報道内容を否定した。これを受けて戻り売りも入り、ダウ平均は25ドル安となったいた。
これに対しハイテク株が上昇したことで、ナスダックは243ポイントの上昇となった。
台湾電機大手の鴻海精密工業が5日発表した2024年10~12月期の売上高(速報値)は過去最高となった。AI向けのサーバーが増収に寄与し、AIに対する需要の強さが改めて意識された。
これを受けて半導体関連銘柄に買いが広がり、エヌビディアなどが買われた。
7日の東京株式市場はこちらの流れを継いで、東京エレクトロンやアドバンテストなど値がさの半導体関連銘柄を中心に買いが入り、日経平均を押し上げた。