大量発生に効果的?意外と知られていない「コーヒーを使用したカメムシ対策」3選
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエKazuです。
猛暑日が続き、今年は全国でカメムシが大量発生するというニュースがたびたび報じられています。
そんな中、コーヒーを使用することでカメムシ対策の効果が期待できるとネットでも話題になっています。そこで今回は、コーヒーのカメムシ対策について解説します。
全国でカメムシが大量発生中
全国的にカメムシが大量発生しているというニュースがたびたび報じられています。ウェザーニュースによると、全国30都府県で31件の果樹カメムシ類の「カメムシ注意報」が出ているとのこと。
カメムシは、特に4月~10月の発生が多いです。カメムシの種類は多く、ツヤアオカメムシやマルカメムシ、クサギカメムシなどさまざまです。
果樹カメムシとは、チャバネアオカメムシやツヤアオカメムシ、クサギカメムシなど。
引用元:ウェザーニュース「地球温暖化が影響か 全国的にカメムシが大量発生中 夏に向けてさらに増加も?」
カメムシ大量発生の影響
農作物の被害
果樹カメムシ類は、収穫前の果実の汁を吸うことで知られています。そのため、果物の変色や変形、場合によっては果物が木から落下することもあるのです。
また、クモヘリカメムシやイネカメムシなどはの「斑点米カメムシ類」は、稲のもみから養分を吸収するため、黒く変色し、米の品質が低下していまいます。
洗濯物への影響
カメムシは悪臭を残すことも多く、手を洗ってもなかな臭いがとれない場合も少なくありません。カメムシは、バスタオル、ワイシャツなど白いものに集まる傾向にあるので、洗濯物に付着ことも多いです。
カメムシ対策にコーヒーは効果的?
コーヒーに含まれるカフェインがカメムシの神経系に影響を及ぼすと言われています。YouTubeではカメムシ対策として、コーヒーを 2週間かけ続けた様子を紹介している動画などもありました。
また、コーヒーの苦味についてもカメムシが不快に感じるようです。
コーヒーを使用したカメムシ対策
1.コーヒー液をスプレーする
コーヒー液をスプレーすることで、カメムシを寄せ付けないよう、あらかじめ対策しておくことも方法の1つです。
ポイントは、2週間程度を続けて散布する、
2.コーヒーの濃度調整を行う
通常よりも少し濃いコ通常よりも少し濃いコーヒーを準備します。通常、ホットコーヒー1杯分は10g~12g程度しようしますが、15g程度の少し多めのコーヒーを使用するとよいでしょう。
コーヒー粉:1に対し、水は2️とします。
3.コーヒーカスを撒く
コーヒーの出がらしを自然乾燥させ、カメムシが集まる場所に置いておくのも一定の効果が期待できるかもしれません。
ただし、カメムシの種類や周辺環境によって効果が期待できない場合も考えられます。
※植物の一部には、コーヒーの酸性度に影響を及ぼす可能性があるので注意が必要です。
環境にもやさしいコーヒーのカメムシ対策
コーヒーを使用すると、化学薬品に頼らずカメムシの対策ができることは環境にもよく、日頃からコーヒーを飲む方にとっては、1つの対策として期待できるかもしれません。
上記の記事を参考にしながら、コーヒーライフを楽しむ第一歩につながれば幸いです。
※記事内の情報は執筆時のものになります。必ずしも効果が発揮するものではありません。
※記事内容は個人の見解を含みます。
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