【カモられた話・第10話】業者が去ったあと私がとった行動は?思わぬ事態に直面したとき心理はどうなる?
前回の話
家の断捨離で出た不用品を出張買取業者に査定してもらおうと申し込んだら『押し買い』をする悪徳業者だった!!わからないまま査定が進んでしまい業者が帰り、少し冷静になった私が思うこととは…?
【第10話】
前回までの言葉の端々に出ていた「これなら買い取れますよ」や、綺麗でも大きな物を引き取らない様子から私は一つ疑問に思いました…
「この人達はどんな車で荷物を引き取りにきたんだろう?」
それを確認するためにベランダ側の駐車場を見てみると、なんと普通車で来ていたのです!
買取業者という職業やホームページから勝手に軽トラや大きいバン(商用車)できていると思っていたのですが、テレビやカラーボックスなんて入らなさそうな普通車に乗り込む買取業者を見て「もとから大きな物を買い取る気はなかったのか」と愕然としたのでした。
でも実際はいらない不用品を査定に出したんだし、お金もちゃんと払って買い取ってくれたのでそれで問題ないんじゃないか?むしろ5000円ももらっていらないものが一部でも片付いたんだからいいんじゃない?と一瞬頭をよぎったのでした。
今考えると当時は『正常性バイアス』という考えをしていたのだと思います。「思わぬ事態に遭ったときに、自分は大丈夫だろうと思い込もう」として、被害に遭って傷付いた心を守ろうとしていたのです。
しかし実際は不用品は出張買取をお願いしていましたが、それ以外の貴重品や貴金属を業者の方から持ってくるように脅されたのです。(買取しないと帰れないと言われていたので)
ここから私はどんな行動をしていくのでしょうか?
続きます!