【碧南市】トマトで有名な『長田農園』はシャインマスカットも受賞するほど美味しい!花もイチゴも魅力的~
shungikuです。
地元の人にとっては甘くておいしい、そしてカラフルなトマトで既に有名な『長田農園』の「直売所」を取材しました。
私は「直売所」ユーザーですが、「直売所」を知らないという人、知ってるけれど行ったことがないという人も多いのでは?
取材に伺ってみて、私も新しく知ったことがたくさんありました。
『長田農園』のキャッチフレーズ「tomato de happy」に心が和む直売所です。
「直売所」を始めたのは14年前。
「カラフルトマト」が知られるようになり”直接自分で売ってみたい”という気持ちが生まれて始めたそうです。
園長は「直売所」や「移動販売」を通して「トマト博士を増やしたい」のだそうです。
「直売所」では「対面でコミュニケーションがとれる」ことで、「お客様がトマトのことを知り、また、誰かに話したくなり、どんどんトマト博士が増えていくのが理想」とにっこり。
今年、「野菜ソムリエサミット」で金賞受賞のシャインマスカットが並びます。
shungikuはこのニュース報道で「長田農園さん、シャインマスカット作ってるんだ~?!」と驚き、取材に伺った次第。
でも、ぶどうも何年も前からやっていたとのことでした。
台風で花のハウスがつぶれてしまった際「シャインマスカットやってみよう!」とぶどうつくりのきっかけになったそうです。
その頭の切り替え・勇気、尊敬します。
”黄みがかっているのが完熟で甘い証拠”とのことで、シャインマスカットに対して持っていた「明る緑色」より確かに黄色っぽい。
本当に甘くて風味も最高!そして、お値打ちです。
「トマトは夏のイメージだと思いますが、ほとんどが10月から6月なんですよ。」
と、奥様に教えられ”夏野菜”と思い込んでいたことに気づき自分でもびっくりしました。
収穫カレンダーを確認して納得です。
今年はシャインマスカットが10月下旬ころまでありそうとのことですので、もう少し楽しめますので、ぜひ味わってみてください。
サニードルチェも爽やかな甘味でおすすめですよ。
ハウスを案内していただきながら「ぶどうづくり」の説明をお聞きしましたが、その大変さに驚かされてばかりでした。
私は”一房ごとに袋をかける”ことくらいしか知識がなく、その育成過程の手のかけ方(何度にも分けて形を見ながら粒の数を減らす間引き作業、それも数が決まっている)など、興味深いお話ばかりでした。
「農業の大変さ」を語りながらもにこやかで少しうれしそうな園長からは「農業を継いだ時はカッコ悪くて嫌だった」という姿は感じられず、「農業の将来を見据える」頼もしさがありました。
トマトのハウスも見学させていただきました。
これからが本番のトマト。
作付けは毎年の流行や需要を”先読み”して行われるそうです。
楽しみに待ちたいと思います。
10月中旬から「パンジー・ビオラ」の苗の販売が開始します。
『長田農園』の物は”外で育てているので強い”という特徴があるそうで、毎年楽しみに待っている方が多いそうです。
「育て方」も丁寧に教えていただけるので、初心者も安心です!
いちごの準備も進んでいます。
取材時はこのような状態でしたが、着実に「いちご狩り」に向かって変化していることでしょう。
園長は時々「移動販売」で「直売所」を離れて直接購入者に会い、話を聞くことでより良い仕事に繋げているようです。
「移動販売」の場所も少しずつ増えてきていますし、募集中です。
今回、取材し『長田農園』さんが「品質管理」に力を入れていること「お客様に誠実」なことがよく分かりました。
また、「農業全体の発展」「雇用の確保」等、社会的な目線をお持ちの方です。
「碧南は海沿いで暖かく、フラットな土地で水はけも良い農業に適した土地。若い農家さんも増えてきたので、みんなでアピールして盛り上げていきたい。」と語ってくれました。
「いろいろ大変だよね」「うん」と頷きあうお二人ですが、「新しい農業の未来」が見えているようでした。
”被り物”のリクエストにも快く応えてくださり感謝いたします。
お近くの方はぜひ、遠方の方はドライブがてら『長田農園』の「直売所」をのぞいてみてください。