真夏の北海道!マラソン決戦シューズは?あの厚底シューズだ!
|1万8千人が札幌の地を疾走!
3年ぶりの開催となりました。北海道マラソン。札幌の大通公園をスタート、ゴールとして、昨年のマラソンコースを一部変更にして制限時間を1時間延長し6時間になり、エントリー枠も2万人と生まれ変わった。しかし真夏のレースなので、その中身は過酷につきます。実際に出場したランナーは1万8千人余りとスタートラインに立つにも、1千人近くが棄権と非常に珍しいケース。
|完走率は90%!
札幌は最高気温26度(28日)と過ごしやすい天気ですが、曇りから晴れに転じ、ランナーにとっては過酷の一言。多くのトップランナーもキャップやサングラスに加えネッククーラーをして走るのが印象的でした。その状況下の影響もあり、6時間の制限時間があれば95%を優に超えますが、北海道マラソンでは出走人数から見ても90%と、その過酷さが伝わります。
|トップ選手たちの決戦シューズは?
男女のトップランナーが一斉スタートするマラソン大会。どのような結果になるか注目でしたが、男子は1位2位とも大学生がフィニッシュ。優勝は、ルカ・ムセンビ選手(東京国際大学4年)。2位は柏優吾選手(東洋大学4年)。ともに箱根駅伝未出走と、更に驚きの結果に。そしてシューズは、ルカ・ムセンビ選手がアディダスのアディオスプロ3。そして柏選手の東洋大学はNikeがサポートしているが、彼のシューズはメタスピードスカイ+。更に驚きの結果になりました。
|女子は最速の市民ランナーが!
女子は、最速の市民ランナー山口遥選手(AC KITA)が優勝。足元はメタスピードスカイ。上位だけ見ると地殻変動の気配が感じられる結果となりました。Nikeも含め、アシックス、アディダスの着用率に今後も注目です。
Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野