【大阪市生野区】知っていますか? 住宅街に居心地の良いフリースペース「まちのえんがわ」があります。
まちのえんがわプロジェクトをご存知ですか?
まちのえんがわプロジェクトとは、生野区生まれ生野区育ちの木村工務店さんが、生野区を居心地の良いまちにしようとするまちづくりへの取り組みのことです。
「この町に暮らす人の縁を結びたい」「この町で働く人の縁を結びたい」「この町を日本に、世界に結びたい」という想いから木村工務店さんが人々や技術、世界を繋ぐことをテーマに活動をされています。
まちのえんがわ
静かな住宅街に現れる緑豊かなこちらの建物。
木村工務店さんの会社兼作業場の1階部分にコミュニケーションを創発する場所として、自由に利用できる「まちのえんがわ」というフリースペースが設けられています。
プロジェクト名にもなっている「まちのえんがわ」は、住宅の内と外をつなぐ「縁側」という建築的手法から着想を得たのだそう。
「地域住民」と「区外の住民」、「企業(工場)」と「地域住民」、「ものづくり(技術)」と「次世代そして世界」。これらの「ウチ」と「ソト」を繋ぐことがテーマとなっています。
緑と木に癒やされる
木がふんだんに使用された内装と、緑が綺麗でとても居心地の良いスペースです。
ここではWi-Fiが使用でき、本も自由に読めたりとゆったりとした時間を過ごすことができます。
パソコンでお仕事をされる方や学生の方々などが利用されています。お散歩の休憩にちょっと一息、なんて使い方ももちろんOK。
カウンターの前には緑が見える窓があり、落ち着ける空間となっています。
お気に入りを見つけて
入り口には「まちのえんげいてん」の看板が。
空間を彩る緑豊かな植物やお洒落な陶器などは、気に入ったものがあれば購入できるようになっています。
月曜日~土曜日は無人ですが、ブザーを鳴らせばご対応してくださいます。
日曜日は9:30~18:30の間、スタッフの方がおられるそうなので気軽にご質問したいという方は日曜日にお伺いしてみてください。
ワークショップ
街やそこに暮らす人々のことを常に想い活動されている木村工務店さん。現在は月に1度のペースで横の工務店の作業場でワークショップも開催されています。
有名な作家さんを招いて開かれることもあるようで、2022年6月26日は谷口智則さんという絵本作家の方が来られるそうです。
作業場にも谷口智則さんのなんとも癒される素敵な絵が飾られていました。
今後も様々なワークショップが開催される予定なので、ご興味のある方は是非参加してみてくださいね。
ライブラリーとして、ワークショップとして、縁側カフェとして、それぞれのライフスタイルに思いを巡らせているという木村工務店さんのまちのえんがわ。皆様もまちのえんがわでゆっくり過ごしてみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】
まちのえんがわ
住所:大阪市生野区小路東2丁目20−25
営業時間や休業日等、最新情報は公式ホームページをご確認の上ご訪問ください。