不倫SNSサイトの現実(日本編)、それは不都合な可視化に。
先日、世界中で3,800万人以上もの会員を有する不倫SNSサイトで、その詳細な会員情報が漏えいし、大問題になっていると紹介しました。以下の記事の中では、それだけでなく、個人にとって、情報漏えいの可能性が常に付きまとい、それがどのような機関やサービス会社であっても。その可能性は否定できないということを述べました。誹謗中傷ではなく、個人にとって「若気の至り」や「不都合な真実」が掘り起こされる可能性が高まっているという現実を直視する必要が有ります。
この不倫SNSサイトですが、日本国内からの会員数は180万人以上と言われています。この日本人を含む会員情報は漏えいし、一部の人が保持していることは事実です。犯罪の題材、つまり脅迫行為の一つのネタとして利用されないかと非常に危惧しています。海外では、現在のところ確証はないのですが、この情報漏えいに関係して(恐らく何らかの脅迫や、あるいは情報漏えいした事に対する不安から)、複数の人が自殺しています。
日本国内では海外での事と、「他山の石」扱いであり、その正確な意味である、「自分に取っての反省材料、手本」とはなっていないようです。この漏えいした会員情報ですが、当然の事ながら「個人情報」に値しますので、公開する事は法律的にも許されていません。しかし、単に日本人が多数含まれている可能性があるという以外の情報もいくつか出てきました。最近になって、各都市別の会員数や男女比が公開されたのです。それはこのリンクから誰でも見る事が出来ます。一目でわかるように、地図上で可視化されています。詳細な数は、その地図上で都市をタップ(クリック)すれば表示されます。
たとえば、神戸市の位置をタップすれば、1452人の登録者数があり、その男女比は男性が88.843%であることが表示されます。また、徳島市であれば、同様に621人、88.4058%になります。なお、女性が15%を超える都市は、色を変えて目立つように表示されています。日本では、輪島市、あきる野市、千葉市川崎町、鹿嶋市のみです。輪島市と川崎町はそれぞれ男女合わせても20人前後ですから、女性が多いとは言えないかも知れません。