【京都市】右京区「太秦」『広隆寺』横にある古井戸『いさら井』の不思議!
広隆寺西隣の東映撮影所に通じる細い通りに突如現れる井戸。
その井戸には「いさら井」と書かれています。
「いさら井」は広隆寺の境内の縮小により現在は境内から少し離れた民家のそばにあります。
洛西有数の古井で、伊佐羅井・伊佐良井とも記されます。
「いさら井」の井戸の淵には12個の石が円形に並べられていて、イスラエルの12部族を暗示するとも、イエスの12弟子を意味するとも…渡来人といわれる秦氏一族が住んでいたと言われる太秦(うずまさ)の地に関わる伝説はつきません。
日本語では「水の少ない井戸」という意味で「いさら水」といえば「量のすくない水」という意味だそうです。
今では、水はないようですが、近所の人のお話では1700年前から存在していて、寺の周りの人々が先祖代々守っているそうです。
真実はわかりませんが、「高津商会」本社からも近いこともありこの近辺の興味はつきないです…秋の夜長にミステリーは深まるばかりです。
いさら井
住所:京都市右京区太秦西蜂岡町