【東大阪市】河内の長い長い歴史を語る花。力強く咲いている様子が本格的な夏を知らせてくれます。
今日から7月。日に日に暑さが厳しくなって来ていますね。夏バテや熱中症に気をつけてください。そのような季節を代表する植物が「原始ハス」です。東大阪市では、市の植物に指定されている花で、そろそろ見頃をむかえているのではないかと思い、様子を見てきました。
近鉄奈良線「石切駅」から日下町へ入っていき、「旧河澄家」から坂をおりていったところに「原始ハス」と書かれた看板があります。看板に従って細い道を進んでいくと「原始ハス」をみる事ができるスポットがあります。
現在時刻は朝の6時。この季節は早朝でも明るく、気温もどんどん上がっているのを感じます。ハスの様子を見てみると、たくさんの花が開花しており、見頃をむかえていますね。大きく咲かせている花の様子が、夏を象徴しているかのようです。
階段を降りたところにも、ハス畑があります。ここの原始ハスもたくさん開花していました。原始ハスは、早朝に花を咲かせて、午後になってくると蕾へと戻ってしまいます。朝早ければ早いほど開花する様子も見られるかもしれません。
東大阪市にとって「原始ハス」は特別な花です。太古の大昔から咲いていたとされて、河内の歴史を語ってくれている貴重な植物です。1000年以上この河内に咲き続けていることに、特別感を感じる事ができます。来年も再来年も、どんなに時代が変化しても変わらず咲き誇っていって欲しいですね。
原子ハス
【住所】大阪府東大阪市日下町7丁目6−46
【アクセス】近鉄奈良線「石切駅」より北西へ。駅から徒歩20分程度。