【渋谷区】笹塚のお洒落なフィルムカメラ専門店 社長も店長さんも30代という若さでした
商店街を抜けた交差点近くに コバルトブルーの引き戸の窓から多くのカメラが覗くお店があります。令和4年にできたばかりの近江寫眞機店。フィルムカメラのみ扱うお店で、販売、買い取り、レンタルカメラ、現像受付を行っています。
「写ルンです」をきっかけにフィルムカメラ人気が若者の間で再燃しています。国内でフィルムカメラを作っているのは2社のみということもあり、中古カメラの買い取り対象は高級な年代物だけではなく、昔なら買取りを断られていたレンズの付け替えができないコンパクトカメラにまで広がっています。
令和四年創業、フィルムカメラ専門店
一人でお店のカウンターに立つのは30代の優しい店長さんでした。
------フィルムカメラの良いところはどこですか?
「デジタル数値ではなく手焼きで光としてフィルムに取り込めるその場の空気感が写しだせること、やわらかい写真になるところです」
------フィルムカメラのお店を始めようと思ったのはなぜですか?
「学生のころからフィルムカメラの写真が好きで、同じく写真好きだった同じ歳の友人と二人で店を始めました。友人が社長で、自分が店長です。社長(友人)のおじいちゃんの家の1階がこの店です」
------店名が旧字体の寫眞(しゃしん)になっているのはなぜですか?
「旧字体が流行っていてかっこいいから」
------(たしかに旧字体の寫眞(しゃしん)とお洒落でセンスの良い店内とのギャップがおもしろいです)
フィルムカメラの買い取り
------ウチにコンパクトフィルムカメラがあるのですが買取りできますか?
(※コンパクトフィルムカメラはデジタルカメラが販売される直前に発売されており、見た目がデジカメに似ています)
「買取りできます。買い取り額は状態によりますが、気を付ける点は製造終了しているフィルムしか使えない機種は買い取りができません。製造終了しているフィルムはAPSフィルムです」
取材時に未使用のコンパクトフィルムカメラの買い取りをお願いする予定でしたが自宅を探しても見つからず。皆さんの自宅にも眠っていませんか?
フィルムカメラの現像について
フィルムカメラで撮った写真の受け取り方法はプリントとデータで選べるそうです。昔の機器や機材が先端技術によってSNSなど時代に合った使い方ができるようになったのは面白いです。
レンタルカメラは一泊二日 / 1,100円から。フィルムカメラ撮影体験会も開催予定です(下北沢方面まで散歩しながら撮影)。気さくな店長さんですので、フィルムカメラ好きな方、これから始めたい方にお薦めのお店です。
近江寫眞機店
〒151-0073 東京都渋谷区笹塚3丁目37−2
03-5843-5202
営業時間 11:00〜19:00
月曜定休 (月曜祝日の場合火曜休)
公式ホームページ