【下関市】下関に、時代を切り開く先駆者がいた。山口県で一番最初にドローンの会社を作った人。
下関市のHaro工房は、代表の白澤さんの情熱と信念が息づく場所です。
ドローンがまだ世間に広く知られていなかった、2005年10月に設立された事務所には、
ドローンの未来を信じ、挑戦を続けてきた歴史が詰まっていました。
現在では、大学でドローンについての教鞭を執りながら、「ポツンと一軒家」や「ザ!鉄腕!DASH!、サイエンス・ゼロなどの人気番組や、ネットフリックスのロケ撮影にも携わり、
その存在感を発揮している傍ら、ボランティアとして警察や消防と協力し、行方不明者の捜索や大規模災害に備えた救助訓練の現場で、ドローン操作の指導も行っているそうです。
1機100万円にも及ぶ高価なドローンを駆使し、リスクを背負いながらも、無償で尽力している姿勢に垣間見る、その信念。
それは、工房の壁にさりげなく飾られた、警察から贈られた感謝状に見ることが出来ます。
「これまでのどの賞状よりも、この感謝状が一番嬉しい」と白澤さんは語る理由は、
ドローンが人々のために役立つ技術であると信じ続けてきた思いが実証された瞬間を象徴するものだからなのではないでしょうか。
そして、その創造力は、ドローンだけにとどまらず、工房では、木工製品の制作も手がけています。
どれもユニークな作品は、依頼者の願いを形にしてきたものだそうです。
「オープン」と「クローズ」が切り替わる看板、
不思議な模様を描く時計、
居間に溶け込むデザインのペット用仏壇、
さらには犬用の車いすまで、作品には、バックストーリーがあるのだそうですが、それはまたの機会に。
ロングセラー商品もあり、1つ1つ微妙に表情を見せる愛らしいチャーム、
木で出来たロボットは、商品を卸している先からは、定期的に追加注文が入るそうです。
もちろん、Haro工房さんのHPからも注文することができるそうです。
「こんなのがあったらいいな」という願いを形にする工房。
もし、心に描く「こんなのがあったらいいな」があるなら、ぜひHaro工房を訪ねてみてはいかがでしょうか。
白澤さんの手によって、その夢が実現するかもしれません。物語を紡ぎ出す一つの作品を作り上げてみてはいかがでしょう。
Haro工房
空撮:ドローンを使用し映像制作会社様の元、CM・VP・映画の撮影
講習:ドローンの座学・実技講習。(警察・消防・法人・個人・公務員)
調査:ドローンを使用し地形・施設・他の点検・調査。
協力:ドローンを使用し警察・消防・市町村で災害・捜索・調査・訓練等に協力。
クラフト事業:オリジナルブランドによる、自由な発想で新製品を製作し、新しいライフスタイルの提案を行う。
住所:〒751-0803 山口県下関市前勝谷町5番23号