【神戸市東灘区】祝 JR住吉駅 2024年6月1日で150年! 「しよみす」?! 遺構ぽい駅名標が…
1874年(明治7年)5月11日に「神戸駅~大阪駅間」鉄道が開業。2024年5月11日で、150周年を迎え、神戸駅などで様々なイベントを実施されていましたが、確かJR住吉駅も古いはず…。どこかに古い痕跡を残すものはないか…。
神戸大阪鉄道150周年特設サイト(HP)
そして、見つけたのトップページの「駅名標」です。これは、凄い遺構を見つけたぞ!! と思ったんですが…。公園を作った時に設置されたとのことです。残念。
神戸東部市民まちづくり支援ネットワーク(HP)
しかし、レトロ感満載!!
普段、住吉駅を使っている方でも、ここの駐輪場に停めている方以外は、ご存じない方も多いのでは…。設置場所をご紹介しますね。
名標があるのは、JR住吉駅の南側。交番所近くの「六甲ライナー住吉駅」と書かれた看板の下あたりから、線路沿い向かって歩きます。
歩いて振り返ると…。奥の隙間から見えるのは、キララ住吉。
線路沿いの駐輪場に、駅名標はあります。
さらに壁沿いには「住吉ステーション・ギャラリー」が設置されています。
文書はそのままだと、見えないので色を加工しました。
大阪~神戸間鉄道開業
明治7年5月11日、大阪〜神戸間の鉄道が開業しました。これは先に開業した東京~横浜間(明治5年)につぐもので、汽車を見ようと集まった見物人で大変な騒ぎでした。
当初の停車場は、大阪、西ノ宮、三ノ宮、神戸の4駅で、6月1日に住吉、神崎(現在の尼崎駅)の2駅が誕生しました。車両はいずれもイギリス製で、客車4両編成の列車はイギリス人の手で運転されました。所要時間は66分、一日8往復でした。
5月11日から、20日後の6月1日に出来たんですね…。
左が、初代住吉駅舎。右が大正時代の住吉駅舎。
なかなかに、興味深いギャラリーとなっています。
ギャラリー前は、ず~っと駐輪場となっています。なので、通勤・通学の多い時間に訪れるのは避けた方が良さそうです。ご興味ある方、いかがでしょうか(≧▽≦)
【設置場所】
JR住吉駅
神戸市東灘区住吉本町1丁目2番9