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【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part349:韓国の給食事情!他

トリリンガルのトミ韓国語講師/YouTuber

みなさん、こんにちは~!

いつもご覧くださり、ありがとうございます。

今日も韓国ドラマに出てくる不思議を見ながら、韓国の文化や習慣、日本との違いなどを一緒に楽しく学んでいきましょう♪

韓国の文化を知ってからドラマを見ると、また違った見方や感じ方ができますよ。

ぜひ、このシリーズを読んで、韓国ドラマ鑑賞をもっともっと楽しんでくださいね☆

それでは、今回の不思議を紹介していきます!

「日本とは違う?韓国の給食事情!」

今日は、韓国の学校給食と日本の学校給食の違いをみなさんに紹介したいと思います!

地域や学校によって違いはあるかと思いますが、日本の多くの小学校・中学校には給食がありますね。

そして、高校になるとほとんどの学校で給食はなくなり、お弁当を持って行ったり、購買でお昼ご飯を買ったりするようになります。

韓国はどうかというと、小学校・中学校は日本と同じように給食があります。

日本と違うのは、高校まで給食があるということです。

韓国ドラマを見ていると、高校生が大学の学食のようなところで、みんな揃ってお昼を食べているシーンが出てくることって結構ありますよね。

日本のように教室でお弁当を広げて食べたり、購買で買ってきたパンをかじっているシーンというのはあまり見られません。

この高校まで給食があるというのが、まず一つ目の違いです。

そのほかにも、給食に関しては日韓の違いがあります!

日本と韓国では、給食を食べる場所にも違いがありますよ。

これも学校によって違いはもちろんありますが、一般的に日本では各教室で給食を食べることが多いかと思います。

韓国はというと、先ほども書いたように高校では学食のような場所で給食を食べていますね。

実は、韓国では高校だけでなく、小学校・中学校でも同じように学食のような場所に集まって給食を食べるんですよ。

学食のように見えるこの場所は、「給食室」と呼ばれる場所です。

韓国では、小学校から高校まで、ほとんどの学校にこの給食室が設けられています。

ただ、学校や給食室の規模によっては、全校児童・生徒が一度にテーブルに着くことが難しい場合もあります。

そのような学校では、低学年と高学年で時間を給食の時間を分けて食べることもあるんですよ。

さらに、日韓の給食の違いはまだありますよ~!

日本だと、給食の献立には毎日牛乳が出てきますよね。

ところが、韓国では給食の時間に牛乳が出てくることはありません。

牛乳は、午前中の休み時間に飲むんですよ。

日本では、給食のときに飲むのが当たり前なので、ちょっとビックリですよね!

さらに驚くのは、牛乳は希望した人だけが飲む選択制という点です!

アレルギーがある場合や牛乳が体質に合わないという人もいますよね。

そこで、韓国の学校では、希望する人だけが注文書を提出するシステムになっているんです。

なかには経済的な負担から牛乳を注文できないという家庭もあるため、政府は牛乳を無償化する支援を行っていますよ。

このように給食の牛乳についても日韓で違いがありますが、実は給食当番にも違いがあります!

給食当番って、日本では当たり前ですよね。

しかし、韓国には給食当番というものはありません。

給食は、調理員さんが配膳してくれる仕組みになっています。

児童や生徒たちは、「식판(シクパン)/食板」というトレーを持って並び、そこへ料理をよそってもらいます。

このように日本と韓国の学校給食には、たくさんの違いがあるんですね~!

それでは、次の不思議です!

「水筒の意外な使い道?!」

水筒というと、水やお茶を入れるものという認識ですよね。

ところが、韓国ドラマを見ていると、意外な使い方をしていることがあります。

それは、魔法瓶の水筒にスープやお粥を入れて持ち運ぶという使い方です!

水筒に料理を入れるなんて驚きですよね!

たとえば、日本でも人気となった「私の名前はキム・サムスン」というドラマでは、サムスンが病気のヒジンのためにエゴマのお粥を作り、水筒に入れて差し入れしています。

このドラマではお粥でしたが、同じようにわかめスープを水筒に入れて差し入れすることも多いですよ。

韓国では、誕生日にわかめスープが食べられるというのは有名ですよね。

また、産後にもわかめスープを飲む習慣があるので、わかめスープを差し入れする機会が結構多いんです。

わかめスープやお粥のような料理は、密閉容器に入れても漏れてしまいがちで、持ち運びが難しいですよね。

そんなときに重宝するのが魔法瓶の水筒なんですね!

こぼれにくいだけでなく、魔法瓶のおかげで温かいまま差し入れできるというところも理にかなっていますよね。

今でこそ、スープジャーのようなものも珍しくないですが、韓国ではスープジャーが使われるよりも前から、こぼれやすい料理の持ち運びには魔法瓶の水筒がよく使われていました。

韓国では、食事は冷めたものではなく、温かいものを食べるという意識が強いので、このような水筒の使い方を思いついたのかもしれませんね!

いかがでしたか?

意外と知らなかった韓国の文化や習慣を知ることができたのではないでしょうか~?

今後も「なるほど~!」と思える内容をみなさんにお届けしていきますので、ぜひ、楽しみにしていてくださいね☆

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韓国語講師/YouTuber

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