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【クリスマス工作】重力が見える?絵の具遊びをしながら子どもの色彩感覚を育てる、簡単ツリーの作り方

うたたん工作作家・DIYプランナー

こんにちは、工作作家・DIYプランナーのうたたんです。

寒くなって、外出するのが大変になってくるこの時期、

お休みの日を子どもとどう過ごそう…とお困りではないですか?

そんな時、お家にある材料を使って絵の具遊びをしながら、工作をしてみるのはいかがでしょうか?

↑5歳娘の作品
↑5歳娘の作品

今回ご紹介するのは、去年SNSに投稿したところ約73万ビューの反響があり、実際に保育士の方やお子様をお持ちの方から『楽しかった!』と多くの製作のご報告を頂いたクリスマスツリーの工作レシピです。

大人も子どもも一緒に楽しめて、色彩感覚の育成や指先トレーニングにもなる手軽な工作なので、ぜひやってみて下さいね。

では、作り方です。

まず白い紙皿を半分に切ります。

今回は直径23cmの紙皿を使いましたが、どんな大きさでも構いません。

半分に折って、折り線に沿って切ると2等分出来ます。1枚の紙皿で2個のツリーが作れますね。
半分に折って、折り線に沿って切ると2等分出来ます。1枚の紙皿で2個のツリーが作れますね。

次に、このように端の裏表に両面テープを貼ります。

紙皿の裏面の端→裏返して→表面の端の2箇所に貼る。
紙皿の裏面の端→裏返して→表面の端の2箇所に貼る。

両面テープの剥離紙を剥がしたら、紙皿をコーン型(円錐形)にします。

10cmほど重なるように接着。
10cmほど重なるように接着。

紙皿の表面は撥水加工されている商品もあり、絵の具が弾かれて定着しない場合があるので、必ず紙皿の裏面が外側になるように組み立てて下さいね。

ここでさっそく絵の具の準備に入ります!

卵パックに好きな色の絵の具を入れて、約3倍の量の水を入れてしっかり解いておきましょう。

汚れても良いトレーにティッシュを3枚ほど敷いて、その上に円すい紙皿を置いたら準備完了!

いよいよ本番です。

スポイトで吸った絵の具をてっぺんからポタっと垂らすと…

ツツーっと重力が勝手に線を引いてくれます!

ブチュっと思いっきりかけちゃっても大丈夫。

スポイトの握り加減を調整しながら垂らしてみて下さいね。

別の色を次々と垂らしていくと、キレイな縞模様になっていきます。

真上から見るとカラフルな放射線が美しいですね。

途中で意外な方向に流れたり、色が混ざったり、製作をしながら色々な発見を体験が出来ました。

『黄色と青が混ざって緑になったー』と面白がる5歳の娘。
『黄色と青が混ざって緑になったー』と面白がる5歳の娘。

絵の具が乾いたら、お好みで上にリボンを付けたり、キラキラのシールを貼って出来上がり!

てっぺんに紐を付けたらオーナメントに、下にゴム紐を結んだらクリスマスツリーの帽子になりますよ。

とっても簡単なので寒い冬のおうち時間に、ぜひ『しましまツリー』を試してみて下さいね!

工作レシピ【紙皿で♪しましまツリー】

★材料★

  • 紙皿
  • リボン(もしくは星の飾り)
  • 飾り付け用キラキラシールやスパンコール

★道具★

  • はさみ
  • 両面テープ
  • 汚れても良いトレー
  • 絵の具
  • 卵パック
  • スポイト
  • ティッシュ

工作作家・DIYプランナー

身近な素材や生活の中で生まれる廃材を活用して、学びや発達につながる工作レシピを考案しています。1児の母。元・劇団四季の小道具部(舞台芸術造形)。素材の特性やモノ作りの道具の研究が好き。コロナ禍をきっかけにSNSアカウント「うたたんのシンプル工作」を立ち上げ、子どもも大人も一緒に楽しい時間を共有できる独自の工作アイデアの発信中。また、工作キットの発案・販売・工作ワークショップ講師としても活動しています。

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