【那須塩原市】レコードだけじゃない。「レコード喫茶MORIYA」は昭和のミニテーマパークだった。
板室街道沿いのカフェ「レコード喫茶MORIYA」に行ってきました。
2022年6月20日テレビ朝日系列で放送された「バスサンド 帰れマンデー見っけ隊!!」で紹介されていたお店です。
すぐそばにバス停がありますが、バスサンドの出演者の方々は歩いて来られていたようです。
お店の外には今ではもう見られない看板の数々。
店内にも懐かしの看板やグッズが飾られています。
ボンカレーやオロナミンCの看板が懐かしすぎます。ブラウン管テレビもありました。
レトロな感じのボードゲーム。
瓶のコーラが懐かしいなと眺めていたら、さりげなくサンドウィッチマンさんのサインが飾られていました。
バスサンドでも登場したジュークボックスです。
残念ながらジュークボックスは動作しないとのこと。装置の中に松崎しげるさんの「愛のメモリー」のEP盤を確認しました。
「レコード喫茶MORIYA」の喫茶メニュー。
営業日は土・日・祝日のみのようです。数十年ぶりにクリームソーダをオーダーしました。
ここは昭和でしょうか。令和でしょうか。
クリームソーダ税込450円。
あまりに久しぶりすぎて食べ方を忘れていました。
上のバニラアイスを食べ進め、ちびちびとソーダを飲んでいきます。ソーダはかき氷のメロンのような味。
気付いた時には赤いチェリーが下に沈んでいました。
喫茶店といえば店内に漫画や雑誌が置かれていることが多いですよね。
昭和の少女漫画がズラリとならんでいました。見事です。
1979年の別冊マーガレットを手に取りました。
実写映画やアニメ化された「伊賀野カバ丸」が新連載ですって。
別マの裏表紙はアクセサリーの通販でした。
アクセサリーの価格は今とあまり変わらない気がします。消費税はありません。
お店の奥には店主の方が集めた自慢のレコードがそろっています。
なんとなくカラオケスナックのような雰囲気ですね。カラオケの機器はなさそうですが、レコードプレイヤーがあります。レコードは自由に聴いていいそうです。
こちらはLPレコードの数々。
昔のレコード屋さんってこんな感じだったかしら。
LPレコードを1枚引っこ抜いてみました。大江千里さんのファーストアルバムです。
「あなたの手の届くところにいる、今いちばん素敵な男の子」が約40年後、NYでジャズピアニストとして活動しているとは誰が予想したでしょうか。
EPレコード、いわゆるシングル盤も数多くそろっていました。
かつてヒットチャートをにぎわせた楽曲の数々です。
松任谷由実さんの「守ってあげたい」を聴いてみることにしました。
昭和56年の映画「ねらわれた学園」の主題歌です。裏面の歌詞カードには薬師丸ひろ子さんのセーラー服の写真がありました。とてもかわいらしい。
レコードプレーヤーやアンプも懐かしい感じがします。
操作の仕方がわからず戸惑っているとお店の方が手伝ってくれました。
シングル盤用のアダプターをはめ、回転数を33回転から45回転に変更して演奏開始。レコードの針は自動で動きます。
レコードの聴き方をすっかり忘れていました。レコードで聴くユーミンの「守ってあげたい」は、ちょいちょい入るノイズやアナログの温かみのある音質が、スマートフォンのタップ数回で手に入る楽曲とはまるで別物です。
「レコード喫茶MORIYA」は、まさに昭和時代のミニテーマパークかのようでした。
気になった方はぜひ行ってみてくださいね。
【店舗情報】
レコード喫茶MORIYA
住所:〒325-0115 栃木県那須塩原市百村3042
電話番号:0287-74-6563
営業日:土・日・祝日