【日野市】日野で唯一のビール醸造所「日野醸造所」がオープン! 百草団地で出来立てビールを購入できる!
こんにちは。東京都のど真ん中で日野愛を叫ぶ、地域ライターのひのさんぽです。
ビール好きの皆さん、日野市唯一のビール醸造所「日野醸造所」が百草団地にあることをご存知ですか?
ほぼ毎日晩酌をする私としても、この話題には興味津々。2023年12月にビール醸造所の見学、そして2024年1月13日(土)にオープン記念セールへ行ってきました!
「日野醸造所」はどこにある?
「日野醸造所」は、昭和レトロな雰囲気の残る百草団地ショッピンクセンターにあります。
「え? 団地でビールを作っている?」と、ちょっと頭にハテナが浮かびます。
2023年12月に、百草団地ショッピンクセンターへ行ってみると、たしかに生ビールの樽が置かれています。
「日野醸造所」のスタンドを発見。「ビール販売中 19:00くらいまで 1本¥660(税込み)」と書かれてあります。溢れ出る手作り感にクラフトビールの魅力を噛み締めます。
そう、ここは「日野醸造所」のビール醸造所 兼 直売所なのです。
普段はこの奥でビールを作っているそうで、前の直売所でのビール販売スケジュールは、X(旧Twitter)か、Instagramをチェックしましょう!
販売できるビールがあるときはスタンド看板が出ているので、もし前を通りかかったときに看板を発見したら、遠慮なくこちらのボタンを押してOKとのこと♪
開店セールに行ってみた!
2024年1月13日(土)12時からOPEN記念セールを行うというXの投稿を発見し、12時少し前に醸造所へ!
「ありがたい話で11時30分頃からお客さんがいらしていたので、フライングして、すこし早くオープンしちゃいました!」と、すでに周りにはビールを買いにお客さんが集まっていました。偶然通りかかった地元の方も興味深そうに覗き込んでいます。
都心から足を運んだという、クラフトビール通のお客さんはなんとグラスを持参! 学生時代をこのあたりで過ごしたとのことで、日野醸造所のオープンを知り、駆けつけたんだとか(^^)
私は車だったので購入したビールを一緒に飲むことはできませんでしたが、作りたてのビールをその場で、偶然居合わせた人と一緒に飲むというのもいいですよね!
ビールを3本購入して、オープン記念のこちらの500mlのビールを頂きました♪ 記念ビールは無くなり次第終了なので、1月14日(日)に行かれる方はお早めにどうぞ。
「ビールのおつまみにいかがですか?」と、2024年2月にお隣にオープンするという東京コヤノ堂の「東京風アンダーカシー」というスナックも販売していました!
「東京風アンダーカシー」は国産豚皮をこめ油で揚げたスナック菓子だそう。サックサクで美味しい! 一袋購入しましたが、あっという間になくなってしまいました。子どもたちにも大好評。オープンが楽しみですね♪
ビール醸造所ってどんなところ?
ここからは2023年12月に見学させてもらったビール醸造所をご紹介。特別にSTAFF ONLYの醸造所へお邪魔させてもらいました。
ずらりと並んでいたのは、ビールの原材料である麦芽(モルト)。その数はなんと16種類! 複数のモルトをブレンドをして香りや色合い、風味を調整するそうです。
日野醸造所では、3つのブランドのクラフトビールを製造しており、16種類のモルトに加え、30種類ほどのホップを組み合わせて様々なテイストのクラフトビールへと仕上げているんだとか。奥深いですね!
醸造所の中は、真新しいタンクが並んでいます。背丈ほどの大きなタンクでは発酵させたり熟成させたりと原材料の組み合わせに加え、醸造工程でも味わいに違いを出しているんですね。
代表の本間さんは、長年OEMで多岐にわたるクラフトビールを手掛けてきたそうです。ビール作りにはたくさんの楽しさがあることをもっと知ってほしい! と、ついに「自社で醸造所持つ。」という夢を実現したのです。
日野出身かと思いきや、出身は新潟だとか。ようこそ日野へ♪ という感謝の気持ちでいっぱいになります。
本間さんは、原材料の調達から、レシピの考案、醸造、ボトリング、そしてイベント時のビール販売まで一手に担う、クラフトビールのことなら何でもできるスーパーマン。
取材でお伺いした日は、缶のボトリングをする日でした。ボトリング、瓶詰め、樽詰め、洗浄機など、ビール作りにはたくさんの設備や機器が必要だということを取材を通じて知ることができました。
「日野醸造所」の3つのブランドを紹介
1つ目は、ホップ香るIPAが魅力の「10ants Brewing」。聖蹟桜ヶ丘にある、直営店「BEER BULK J」 や、日野市内のイベントで飲んだことがある方もいるのではないでしょうか?
ブランド名の「10ants Brewing」は「ありがとう(アリが10)」の気持ちを込めて名付けた名前。働き者のアリのように、日々愚直に真面目にIPAだけを追求するスタイルです。
2つ目はネイバーズファームのトマトを使ったトマトビールなど、多摩地区の商材とのコラボをする「GLaSS Hopper Brew Team」。
「GLaSS Hopper Brew Team」は「アリとキリギリス」を対比させ、遊び心や挑戦をイメージさせるようなスタイル。麦芽やホップは海外のものが多いそうで、そこに多摩地域で採れる商材を加えることで地元ならではの愛着、魅力を感じることができます。
3つ目は、2Lという小ロットから自分だけのオリジナルビールが作れるという「Be+」。
「 ビールは自由でいい」「ビールを自分で作ってみる」という楽しさも味わってほしいと、オリジナルビールが作れるオンラインサービスです。
日野市唯一のビール醸造所「日野醸造所」。クラフトビールの面白さを追求できるワクワクの詰まったブルワリーです♪
日野醸造所
住所: 東京都日野市百草999 百草団地 2−8−1棟
営業日時:不定休 ※公式SNSで直売所の販売スケジュールを公開
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