【ガンプラレビュー】SD三国創傑伝 関羽雲長νガンダム
「SDガンダムワールド 三国創傑伝」より、劉備ユニコーンガンダム、張飛ゴッドガンダムらと行動を共にする、義にあつい男「関羽雲長νガンダム(カンウウンチョウニューガンダム)」をご紹介します。
SD三国創傑伝 関羽雲長νガンダム
定価¥600(税抜)
2021年1月に発売されたキットです。
「三国創傑伝」は海外で先行していたシリーズで、国内では今年(2021)から本格展開となります。
■全体像
その名の通り「νガンダム」をモチーフとした「関羽」です。
フレーム部分は「劉備ユニコーンガンダム」と同じパーツで構成されています。
全体的な構造も、おおむね同等です。
■パーツ構成
パーツ構成は、成形品が6枚に、シールが1枚。
ポリキャップは使われておらず、関節はそのほとんどがKPS素材による接続です。
また、シールは紙製で非常に破れやすく、基本的に張り直しはできません。
※ KPS:強化ポリスチレン(バンダイオリジナルブレンドの新素材)
■キットの内容
- 本体
- 青龍偃月刀(背中に装着済み)
■装備
青龍偃月刀(セイリュウエンゲツトウ)
巨大な刀身に長い柄を組み合わせた大刀(たいとう)です。
背中に3つある3mm穴のうち、左側に接続されています。
柄の部分には、組み替えによる伸縮ギミックがあります。
破損する可能性があるので、組み替えの際は慎重に着脱しましょう。
標準の握り手で、左右いずれにでも保持可能です。
■各部の詳細
頭部は、前後スイングできるボールジョイントで接続されています。
青龍偃月刀を装着していなければ、大きく前後出来ます。
腕部は、前に引き出せるボールジョイントです。
腕部側の芯が短いので、劉備ユニコーンより可動は窮屈な印象。
腕部自体の構造は、すべてがボールジョイントによる接続で肘には関節がありません。
ショルダーアーマーは、ジョイントにKPS素材が使われていないので摩耗が心配です。
胸部にはクランク状の関節があり自然な感じで前後できます。
腰部には、上半身、脚部、フロントアーマーが、ボールジョイントでつながっています。
股下には3mm穴があるので、スタンドは一般的な丸軸タイプを使用可能です。
SD相応ですが、開脚幅も悪くありません。
脚部は、足部、サイドアーマー、アンクルアーマーが、ボールジョイントで接続。
アンクルアーマーは、プラ関節なので摩耗に注意です。
膝は、90度ほど曲がります。
実際は周辺のパーツが干渉しますが、それでも十分動きます。
接地性は、無難な所でしょうか?
つま先があまり上がらないので、前後の追従性は良くありません。
■アップを数枚
以上、SD三国創傑伝「関羽雲長νガンダム」のレビューでした。
■まとめ
- 劉備ユニコーンガンダムと同じ共通フレームが採用されています。
- 成形色にメタルとクリアを多用しており見栄えが良好です。
- 組み立てに工具は必要ありません。(タッチゲート仕様)
- 難易度低めで初心者さんにもお勧め!
- シールは非常にやぶれやすいので注意しましょう!