【立川市】11/27(月)で開業25周年を迎えた多摩モノレール。これから先の未来も地域の方々と共に
多摩都市モノレール株式会社は、2023年11月27日(月)に、上北台駅〜立川北駅間の第Ⅰ期開業から25周年を迎えました!
モノレール車内の案内表示器に、25周年のお祝いメッセージが流れていましたよ。
最後には、タマオが写っていました。タマオ可愛いなぁ
改札機を通過しようとすると、25周年のアニバーサリーステッカーが貼ってありました。
ホームに上がると、電光掲示板にも25周年のお祝いメッセージが流れていましたよ。
25周年記念の企画を予定しているそうですよ。発表まで楽しみに待ちたいですね。
公式サイトを見たところ、多摩モノレールは、今から25年前の1998年11月27日(金)に、上北台駅〜立川北駅間が先行開業し、2000年1月8日(土)に、立川北駅〜多摩センター駅間が延伸開業しました。当時としては珍しい、全駅に可動式ホームドアを採用し、今まで転落事故や車両との接触事故が発生していません。多摩モノレールの開業により、周辺道路の整備や、アクセスなどの面で多摩地域が大きく変わりましたよね。
多摩モノレールは、25年間で車両の変化や多くの変化がありました。
ところで皆さんの中で、車両の座席がセミクロスシート(4人座席)だったのを覚えている方はいらっしゃいますか? 今では考えられませんが、開業当初の座席は、セミクロスシートだったんです。公式サイトを見たところ、2004年頃に、輸送量が増加したことのより改造工事を進め、2016年に全ての車両が今の座席のようにロングシートになったそうです。
他には、先頭車全面にある行先表示器が、開業当初の字幕式から3色LED、フルカラーLEDと2度に渡り更新されてきました。また、全面部分にもオレンジ帯が追加されて、当時と見た目が大きく変わりました。
車内の案内表示器も、公式サイトによると、2013年ごろから順次3色LED式からフルカラーLED式に交換され、日本語、英語のほかに、中国語、韓国語にも対応でき、さらにはピクトグラム使った運行情報や、フルカラーLEDならではのお知らせまで流せるようになり、大変便利になりましたね。
他にも変化があり、2018年後半から2020年にかけて車内放送の声優さんが、東京メトロの英語放送でお馴染み、亀井佐代子さんに変更されました。変更と同時に、日本語放送に加え、英語放送も追加されました。
他には、2018年度末より徐々に、車内の窓ガラスがUVカット及び遮熱ガラスに交換され、それと同時にカーテンの撤去と吊り革が抗菌性のあるものに交換されました。モノレールは高いところを走るので、日が当たりやすくUVカットはありがたいですよね。
つい最近の2023年3月頃には、全車両にリアルタイムで映像が確認できる防犯カメラが設置され、より安心してモノレールを利用できるようになりましたね。
今現在も更新が続いており、車両の先頭、後方に1つずつ、非常用脱出シューターの設置工事が徐々に行われていますよ。
25年間で、開業当初よりもさらに快適で安心安全な車両に進化しています。
他にも小さな変化が多くありました。
ここまで車両の変化についてみてきましたが、駅についても25年間で変化してきましたよ。
1番大きな変更としては、2019年2月頃に、電光掲示板が新しい3色LEDのものに交換され、それと同時に、接近放送の声優さんの変更と、発車メロディーがJR東日本の一部駅の接近メロディーとして使用されているものから、多摩モノレールオリジナルのメロディーになりました。
2018年には、駅ナンバーリング「TT」が導入され、2019年3月頃までには、各駅の駅名標が、駅ごとの特色や風景にちなんだ版画風のイラストが描かれたデザインに一新されました。オシャレなデザインで、各駅の特色がわかり良いですよね。高松駅は車両基地が描かれています。
今現在も、各駅のトイレやエスカレーター、エレベーターなどの設備の更新工事が進められていて、開業当初よりもさらに利用しやすい駅に進化していっていますよ。
多摩モノレールは、2002年に利用者が1億人を超え、2012年に5億人、開業25周年の2023年に、10億人を突破しました! (多摩モノレール輸送人員表及び公式サイトより)
今から10年以上先の、2030年半ばには、上北台駅からJR八高線箱根ケ崎駅まで延伸が予定されています。
これからの未来も、多摩モノレールは地域の方々と共に成長していき、様々な変化が起きそうですね。
多摩都市モノレール株式会社
住所:〒190-0015 東京都立川市泉町1078−92
TEL:042-526-7800