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【家を綺麗に保つコツ】続けられるキッチン掃除の考え方/キッチンリセットのコツ

chaba暮らしの道具マニア/動画クリエイター

こんにちは、chaba です。

「家を綺麗に保つ」って憧れますよね。

でも家っていっても、リビングやトイレ、洗面所など気にする場所はたくさんあって

「あそこも綺麗にしたい、ここも綺麗にしたい」って思うけど、

全部を完璧にできるほど器用じゃない。

考えることが多くなると部屋以前に頭の中が散らかっちゃうので、

まずはシンプルに

「ここだけは綺麗にする!」という場所を1つ決めておくのがおすすめです。 

私の場合、それがキッチン。

先日とある雑誌で見た言葉にハッとさせられたんですが、

“滞在時間が長いからこそ キッチンを見直す”

そう書いてありました。

「家」を掃除しなきゃ、「家」を片付けなきゃ

「家」でくくるから難しく感じるのだと思いました。

「まずはキッチン」「とりあえずキッチンだけでも」

そう考えるだけで掃除のやる気も出るし、心の余裕が違います。

一番長くいる場所だからこそ 一番「自分の好きな場所」に。

そのために私がやっていることをご紹介します。

物ではなく「余白」を置く

これが一番効果があったことです。

キッチンに物を全く置かないようにしました。

キッチンにスペースがあると物を置きたくなりますよね。

調味料をおいたりキッチンツールを置いたり。

でも一旦、それらを棚に詰め込んでもいいので、

キッチンの上から物をなくしてみてください。

掃除するにも料理するにも驚くほど快適なんですよ。

そしてキッチンが広くなると それだけでとても気分が上がります。

「スペースを活用する」って物を上手に置くだけじゃない。

物を置かないというのもスペースの活用方法の1つ。

「余白を置く」という考え方がおすすめです。

「毎日」やることが目的ではない

「毎日掃除してます!」って言われるとすごいなって思いませんか?

「私は毎日はできてないなあ」ってしょげたことないですか?

でも掃除って「毎日やる」のが目的じゃないんですよ。

掃除は綺麗にするのが目的なのであって、

毎日やるのが目的じゃないんです。

だから落ち込む必要はないんです。

私もこの真実に気づいた時にハッとしました。

私も漠然と「毎日掃除」を美徳としてきましたが、

大事なのは「自分にあった掃除」です。

家族構成とか料理の回数とか人によって違うので、

「自分にあったペース」を見つければいいんです。

もちろん毎日やることには大きな利点もあって、

毎日やると習慣化しやすく、

何より無心で掃除に集中できたら気持ちも落ち着きます。

家も心もリフレッシュできるのが「お掃除」なので、

いつやるのが楽か、どのくらいで汚れがたまるのか、

ストレスを感じず「綺麗」と思える状態はどんななのか、

自分なりの合格点をちゃんと決めることが大事だと思います。

掃除のハードルを下げるのは「記録」

排水溝掃除あるあるかもしれませんが、

「いつから掃除してないんだっけ?」とか、

「汚れ見るの怖いから後回しにしよ」とか、

排水溝に怯えたこと ないです?

その怯えって実は、

「前にいつやったかわからない」から、

過剰に怯えてしまっているっていうのもあると思うんです。

一週間分の汚れなら怯えるほど汚れてないかもしれないのに、

いつやったかわからないから「すごい汚れてる」気がしてしまうんです。

5日前にやったってわかってれば「できそう」な気がしませんか?

掃除のハードルを下げるのは記録しておくことだと気づきました。

簡単なメモでいいのでカレンダーに書いておくと、

次のお掃除のハードルがグッと下がりますよ。

物の配置を見直す

スポンジや洗剤の置き方も見直しました。

掃除するときにサッとどかすことができる。

以前はシンクにくっつけるタイプのスポンジ使っていましたが

シンクの大きさ的に少しでもスペースを確保することを優先。

レンジの五徳も壁にかけられるよう100均でフックを購入。

蛇口だけは光らせておきたいので、

蛇口磨きの布巾もサッと取り出せる位置に。

「すぐ取り出せる」は掃除をする上ですごい重要だと思います。

整備中のシンク下で恐縮ですが、

ウタマロやブラシも取り出しやすいシンク下に収納してます。

普段過ごしながら「これちょっと使いづらいかも?」って、

自分のプチストレスに敏感にアンテナを張ること。

掃除の導線を考えるとか、

便利な収納アイデアがいろいろありますが、

すぐ取り出せる、すぐ始められる、すぐ片付けられる。

ポイントとなるのは「すぐ」です。

「すぐ」が実現できていないところがあったら変えてみるのもいいかも。

「勢い」は大事

そして侮れないのが「勢い」で掃除すること。

食器だけ洗う、蛇口だけ拭く、

とりあえずスポンジだけ握ってみる、

掃除が10あるとしたら1だけやる、なんなら0.1だけやる、

それでいいと思います。

受験勉強のやる気が出ない時に、

「1問だけ解いてみる」「5分だけ勉強する」ってやってみると、

意外とそのまま勉強を続けられるのと一緒で、

「とりあえず始めてみる」という気楽なスタートが、

結局正解だなと感じます。

一旦始めてしまえばこっちのもん。

あとは「勢い」に任せれば意外とあちこち掃除できちゃいます。

コンロや壁なんていつも台拭きの延長でやってる気がします。

スペースに余裕を作って、

自分なりの掃除ペースを見つけて、

掃除しやすい物の配置を考えたら、

あとは「勢い」で掃除していきましょう。

ちょっと始めて嫌だったらやめていいんですから、

自分の家なのでまずは気持ちを楽に、

掃除してみるのがいいなと思います。

偉そうにいろいろとお話ししましたが、

私もまだまだ試行錯誤の身です。

「滞在時間が長いからこそキッチンを見直す」の言葉のもと、

先日、キッチンを1から徹底的に見直してみました。

使うものを1軍、2軍、その他 に分けて、

それをどこに入れるか、本当に使いやすい場所はどこだろうとか、

半日かけて物を整理したのにまだ納得いく形になっていません。

物の整頓だけで半日かかったんですから、

理想のキッチン作りはとにかく時間がかかる。

だから「一気に」じゃなくて「ちょっとだけ」始めましょ。

日々コツコツです。チリも積もればです。

「キッチン好きなんだよね」って言えるような、

そんなキッチンライフを一緒に作っていきましょう。

私もがんばります!

それではまた!

▼この記事は動画でも紹介しています

暮らしの道具マニア/動画クリエイター

YouTubeチャンネル「chaba / 暮らしの話」を運営。【今より暮らしやすくなる】をコンセプトに商品やサービスの情報をお届けしています。賃貸二人暮らし。「こんな道具があったらいいかも」「もっとこうしたら掃除が楽になるかも」と暮らしが快適になるモノを日々探してます。

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