茨木市の耳原公園で散策。紅葉も野鳥観察もプチ登山もオススメ!
朝晩の冷え込みが進み、そろそろ紅葉も見ごろでしょうか。
久しぶりに、茨木市の少し北に位置する耳原公園(みのはらこうえん)へ出かけてみました。
国道171号線から茨木川に沿って北へ歩いて15分ほど、自転車でも4,5分ほどの場所にあります。
入り口そばのモミジは、キレイに赤く染まっていました。出かけたのは朝少し早い時間だったので、とても静か。
耳原公園は、もともと自然環境に恵まれた場所にあり、園内の「耳原大池」では、カルガモやサギなどの野鳥を見ることもできるのが、特徴です。
入り口からエントランス広場を進むと、
階段でデッキへ下りれるようになっていて、のんびり過ごせるようにベンチも設置されていました。
茨木市のホームページを見ると、耳原大池の外周部約4万5千平方メートルの敷地は、日本庭園をイメージして整備されているのだそうです。
散策路が整備され、朝早くから散歩を楽しんでいらっしゃる人もちらほら。
耳原大池を左手に見ながら歩いてみました。
耳原大池に沿って散策路を
お散歩をしている人や、体操をして体を動かしている人など、ご近所の方に親しまれている様子の耳原公園。
穏やかで気持ちのいい朝の風景を楽しめました。
少し歩いていくと、ベンチとちょっとした幼児用の遊具がある広場もありました。
立派なイチョウの木の葉っぱも黄金色。キレイで、思わず足が止まります。
こんな感じで、耳原公園はちょっと歩くたびに「わぁ」と思える風景に出会えます。
ウォーキングより、ゆっくり歩くお散歩向きの公園のように感じました。
広場の近くには、のぼったり滑ったりを楽しめる複合遊具がある場所も。朝早い時間なので、子どもの遊ぶ姿はありませんが、休日などは賑わうんでしょうね。
アイデア次第でいろいろ遊べそうな遊具。よく見ると、昆虫をモチーフにしていて、耳原公園にピッタリの雰囲気です。
遊具や広場の近くには、散策の途中にも立ち寄りたくなる水上デッキ。ここにもベンチが設置されています。
デッキから耳原大池を見ると、
池の真ん中にある、もこっとした島が良く見えます。人工的に作ったものですが、野鳥の住処になっているみたい。
入り口最初のデッキからより、このデッキからだと、サギやカモの姿を近くで見られます。
群れで泳いでいる姿や、餌を食べようとする様子など、小さな子どもさんが見ても楽しめそう。
このまま池に沿って歩いていきます。
最初に耳原大池を見たデッキからほぼ反対側です。
写真の左側に、水面につきそうなほど茂っている木が見えます。そのあたりでも、水鳥が休んでいる姿が。
耳原大池のどこから眺めても「わぁ!」という発見がありそうです。
上の写真は、全体を眺めていたときのもの。
ちょうど飛んできたカモが着水するところ(左のほう)で、シューッと水かきを使う音も聞こえました。水面に飛んでいる姿が映っていますよね。
運が良ければ、着水のシーンを間近に見ることができます。
さらに耳原大池に沿ってテクテク歩きます。
池の中央の島も、水上デッキ(複合遊具や広場のほう)側と反対側から見ると、また異なる風景。
木に鳥が止まっている様子は、こちら側に来て初めて気付きました。
池を眺めたり写真を撮ったりしながら、ゆっくり歩きました。
上の写真は、最初に見たデッキまではもう少しの場所。
耳原大池の真ん中の島と、その奥に広場や複合遊具そばの水上デッキが見えます。
ちょうど、木々が水面にキレイに映っていました。
1周歩く時間を計ったらよかったなぁ…と思っちゃいましたが、時間など気にせず風景を見ながら歩くほうが、気持ちイイはず。
朝だからでしょうか。あたりは静かで本当に気持ちいい風景でした。
今回出かけたのは、つい先日。11月の後半ですが、
桜のような花が咲いていました。幹の感じを見ても桜のように思うのですが…。
なんとなく「見つけられたらラッキー」なものを発見したような気分になりました。
梅や桜の季節もキレイですよ!
複合遊具の奥から丘の上へ
耳原公園、実はちょっとした山登りもできちゃうスポットでした!
上は耳原公園の案内図。最初に耳原大池の周囲を歩きましたが、複合遊具のあたりから、
木の茂っている丘へと続く階段がありました。
前に来たときは、整備中で通行できなかったので「わ、これは」とのぼってみました。
ここが、あとから調べると幣久良山(てくらやま)だったのです。
進み始めてすぐに「わ、けっこう上るやん…」と思っちゃいました。まさか「山」だと思っていなくて。
こ、こ、ここ、公園やったやんね…と自分に問いかけながら進みます。ちょっと心細い…。
やがて、舗装された道に出たのですが、
出たところから坂を下ることもできるし、
さらに上ることもできます。
階段を上がってる途中では「ここで迷子になるわけにはいかない!(だって、公園だもん)」と必死でしたが、ここまできたら、上へ!です。
頂上らしいところまで行くことができました。
耳原大池あたりですれ違った方たちもここで体を動かしていて、山頂も、ご近所の方に親しまれている場所のようでした。
立派な石碑が建てられていることに気付きました。ぱっと見て何が書いてあるのかはわからなかったのですが…。
ふと見ると、
少し下にも、立派な石碑!
あちらへも行ってみます。
囲いもしっかり設置されていて「大正天皇」の文字が見えました。
大正天皇駐蹕(ちゅうひつ)所とあって、ここから演習をご覧になった記念の碑だそう。
耳原公園の案内図にも、二つの石碑は記されていました。
坂を下っている途中、木々の間から一瞬、茨木市の街が見えました。眺めはイイなぁ。
ずいぶん高いところまでのぼったなぁ…と、ゆっくり下りていきました。坂道いっぱいに落ち葉があったので、前日が雨の場合など、歩くときは注意が必要です。
耳原公園は、住宅街にある自然豊かなスポット。子どもも楽しめる遊具がありますが、散策路や幣久良山を歩いてみるのは、大人でもワクワクできるので、オススメです!
【耳原公園(みのはらこうえん)】
■所在地: 茨木市耳原3丁目
(阪急バス「中河原」バス停から徒歩10分)
耳原公園 Map へ
・駐車場あります。(9:00~17:00)
■管理事務所、トイレ、水道、飲料の自販機があります。
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