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【猪名川町】ミシュラン店出身のフレンチ・シェフが監修するお弁当屋さんが、”七夕”にOPEN!

こだまあきこライター(川西市・猪名川町)

明日、2023年7月7日(金)の”七夕”に、「まきば MAKIBA」が猪名川町にグランドオープンします。

こちらは、新設された就労継続支援B型「ソーシャルファーム かがやき」の建物の一角を使ったお弁当屋さん。

利用者の方による手作りの日替わり弁当をはじめ、パンやクッキー・プリンなどのスイーツのほか、自家焙煎のコーヒーなどが楽しめます。

こちらで、料理の監修と技術提供にたずさわっているのが、西村 真俊(にしむら まさとし)さん。かつてミシュランを獲得したフランス料理店でシェフとして腕を振るい、現在は川西市で「ハレのお皿」というフレンチ惣菜のお店のオーナーシェフをされています。これ以上ない、強力な助っ人を迎えてのスタートです。

なお、今回のサポートにあたり「ハレのお皿」はお休み中。再開については、Instagramをご確認ください。

そして、7月4日(火)・5日(水) と「まきば」のプレオープンがあり、私は5日におじゃましてきました。

お店の外観

阪急バスを利用した場合、「柏梨田」もしくは「猪名川町役場前」のバス停で下車。商工会議所のある坂道をのぼって2分ほどで到着です。

かわいらしい店頭幕が目印
かわいらしい店頭幕が目印

駐車場の芝が「まきば」っぽい
駐車場の芝が「まきば」っぽい

お店の入り口までは、ゆるやかなスロープ。

店内の様子

清潔感あふれる店内
清潔感あふれる店内

建物自体が新しいため、どこもかしこもピカピカです。高齢者や車椅子の方に配慮された広々とした造りは、さすが福祉施設。

中央のテーブルには、無添加のパンや焼き菓子などが並んでいます。お伺いした14時半ごろには、多くのパンが売り切れていました。

イートインスペースもあり、購入した商品をその場で食べることも可能です。早速、利用されている方も。

テーブル席が5つ
テーブル席が5つ

お店のコンセプトは、”ワクワクを蒔く”。「今日は何が出てくるかな?」と、楽しみながら食べて欲しい。また、そんなお弁当をきっかけに、あちこちでワクワクの輪が広がるように…そんな思いが込められています。

日替わりのお弁当(税込700円〜)

お弁当は日替わりで「和風」か「洋風」のいずれか1種類。汁物もあり、単品で180円。お弁当に追加すると100円で購入できます。

和風のお弁当の日は「味噌汁」、洋風の日は「スープ」
和風のお弁当の日は「味噌汁」、洋風の日は「スープ」

今後、丼ものやお惣菜など少しずつメニューも増えていくそうです。

洋風弁当「サーモンのキャラメルバターソース」と「新玉ねぎのクリームスープ」

この日は、洋風弁当の日。「サーモンのキャラメルバターソース」「新玉ねぎのクリームスープ」をテイクアウト。自転車だったので、こぼさないようソロリソロリ…。

ジャーン!! お弁当とスープで800円
ジャーン!! お弁当とスープで800円

お弁当の見た目は華やか。丹波産のコシヒカリを使ったご飯は、ツヤツヤで瑞々しい。お米の一粒一粒が生きています。ムムム…ご飯だけでこれほど美味しいとは。後に続くおかずへの期待が高まります。

箸休めの 「新玉ねぎのたまり醤油漬け」 は、しゃきしゃきとした玉ねぎの食感と、たまり醤油のふくよかな旨味がマッチ。これは家でも作りたい。

「新玉ねぎのクリームスープ」は、玉ねぎの食感を少し残したクリーミーな味わい。遠くにエッフェル塔が見えました。

サーモンの旨味がギュッ
サーモンの旨味がギュッ

メインの 「サーモンのキャラメルバターソース」 は身がふっくら。ソースの隠し味に醤油を使うことで、洋食が苦手な人にも美味しく召し上がっていただきたいとの工夫が。

ただし、”すみません…”と、西村シェフ。どうやら想定よりソースのかかりが甘かったようです。こうした反省点も、作り手である利用者の方と共有。深く密なコミュニケーションでお弁当作りが進化するとあらば、これも立派な ”ワクワク”ですよね。

〜おかずが二段〜

さらに、続く”ワクワク”。なんと、サーモンの下から、もう一段おかずが出現しました!遊び心のある演出が心憎い。

宝箱みたいなお弁当
宝箱みたいなお弁当

こちらは「豚とキノコのコンソメバターの包み焼き」。スライスした豚肉、しめじ・舞茸・エリンギにコンソメとバターを含ませ、オーブンで焼いたもの。柔らかい豚肉とキノコの旨味がジュワーと口いっぱいに広がり、間違いなくご飯が進む味。

〜自家農園の野菜が使われた副菜〜

副菜の「ラタトゥイユ 」は、旬のトマトの酸味に歯応えの残ったパプリカと、トロッとしたナスの相性が◎

また、カニカマをアクセントにした 「さつまいもとブロッコリーのマヨサラダ」 は、さつまいもの甘みを感じつつ、コールスローのようなライトな仕上がりで、さっぱり。

野菜はできるだけ地元のものを使っているとのことですが、その一部は自家農園から穫れたもの。

いずれも素材の持ち味を活かした、毎日食べたくなるお弁当でした。この値段で、これだけのものがいただけるなんて…。

自家焙煎のコーヒー

現在、取り扱っているコーヒー豆は「エチオピア産」で、焙煎機を使って自家焙煎。

(左)本格的な焙煎機(右)焙煎前後で、これだけ色が変わります
(左)本格的な焙煎機(右)焙煎前後で、これだけ色が変わります

ハンドピックと呼ばれる、コーヒー豆の選別も利用者の方たちによる手作業。一粒ずつチェックしているそう。

オープン記念「まきばラテ」無料プレゼント

500円以上お買い上げの方には、オープン記念として、「まきばラテ」1杯を無料でプレゼント。こちらは、7月20日(木)までの期間限定です。

”チラシ持参”とありますが、500円以上の購入でOK
”チラシ持参”とありますが、500円以上の購入でOK

明日、2023年7月7日(金)のグランドオープンには、「和牛のハンバーグ」が登場予定!数に限りがありますので、気になる方はどうぞお早めに。

みなさんも ”ワクワクの種蒔き" に参加してみませんか?

「まきば MAKIBA」基本情報

住  所 :兵庫県川辺郡猪名川町柏梨田字前ヶ谷167-2
電  話 :072-744-6811
営業時間 :11:00〜15:00
定 休 日 :土・日・祝日
駐 車 場 :あり
SNS   :Instagram

ライター(川西市・猪名川町)

日常に隠れた「ちいさな幸せ」を探すことが好きです。皆さんに楽しんでいただけるような、地域の情報をお届けします。

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