那覇のまん中のお庭で鳥の声を聞きながらコーヒーを飲もう【那覇市】
沖縄だけでなくパワースポットに人気がありますが、私個人のパワースポットのようなお店があります。
お邪魔するたびに”気づき”を与えてもらえるお店。その名は「珈琲屋台ひばり屋」です。
さっそく紹介しましょう。
「珈琲屋台ひばり屋」はこんなお店
「珈琲屋台ひばり屋」は珈琲屋台です。国際通りの近くのお庭に屋台を置いてあるお店です。
「珈琲屋台ひばり屋」は、千葉ご出身の女性店主さんがおひとりでやっているお店で、サバサバした感じの店主さんは「珈琲屋っぽくない珈琲屋」を目指して、2004年7月にオープンされました。
「珈琲屋台ひばり屋」は何度か移転しています。ちんだみ三線店前(現JALシティホテル)→2007年にパラダイス通り理容たかまつ裏へ移転→2016年3月ゆいレール美栄橋駅のそばの民家の奥に移転→2017年桜坂のグランドオリオン通りの小道を入ったところという、ちょっと探しにくいところにありますが、いつお邪魔しても他のお客様がいらっしゃる人気のお店です。
お庭なので屋根がないので夏暑くて冬寒く、雨が降ったらお休みで、オープンしたものの急な雨で早々に店じまいすることもあります。沖縄は台風の影響がハンパないのに、15年以上も続けていらっしゃるのは、コーヒーの味はもちろん店主さんのお人柄でしょう。
珈琲屋台ひばり屋のお庭
国際通りから脇道を進み薬局の脇のさらに細い路地を入ると突然開けて、珈琲屋台ひばり屋の門があらわれます。
お庭には手作りのテーブルとイスが置かれています。風雨にさらされてすっかり周りの景色に馴染んでいます。
雨が降るとお休みで前日までの雨でお庭が濡れていてもお休みなので、きっと店主さんは誰よりも雲の流れや風に敏感ですが、「晴れたら開けて、雨ならお休み」と割り切って達観しているように思います。
珈琲屋台ひばり屋のコーヒーを飲んでみました
何度かお邪魔していますので、まとめて紹介します。
こちらの屋台で注文と会計を先に済ませます。タイミングがいいと焼菓子もあり、お庭でイベントが開催されることもあります。
アイス珈琲
アイス珈琲をお願いしました。注文したら好きな席で座って待ちます。
店主さんがコーヒーを一杯ずつ丁寧に用意してくださいますので、ちょっとだけ待ちますが、この時間はなくてはならないものなのです。
屋根のない「珈琲屋台ひばり屋」ですから、ないものはたくさんあります。ですが、たくさんの「あるもの」に気づきます。
太陽の恵みと吹く風の心地よさ。那覇のど真ん中で鳥の声がたくさん聞こえます。”ないものに目を向けるのではなく、あるものの素晴らしさ”や”目に見えないものの素晴らしさ”に気付かせてくれる素敵なお庭なのです。
アイス珈琲を運んで頂きました。
アイス珈琲用にドリップして寝かせたものを器に注いでくださいます。コーヒーは、ほろ苦いのですが雑味がないので後味がスッキリしています。飲むたびに氷のからからとなる音が、お庭に映えます。
アイスカフェオレの優しめ
別の日にお邪魔して注文したのは「アイスカフェオレの優しめ」です。コーヒーの苦みが2つあるのですが、強めor優しめって素敵な表現ですね。
アイスカフェオレを運んで頂きました。
店主さんのコーヒーを淹れる腕前は確かで、程よい苦みがミルクにマッチしています。店主さんの腕はもちろん、お庭の雰囲気がコーヒーの味を丸くしているのかもしれないなと思いました。コーヒーを飲みながら、自然の風に吹かれると気持ちがリセットされます。
珈琲屋台ひばり屋はハイヒールもマスカラなどのフルメイクも要らない肩ひじの張らないお店です。ラフなスタイルで訪れたほうがお店の良さが感じられると思います。
珈琲屋台ひばり屋へのアクセス
那覇の国際通りにある、てんぶす那覇のすぐ近くに琉球銀行のATMコーナーがあります。その脇の道のグランドオリオン通りを進み右側の細い路地を入ります。
この細ーい路地を入ります。
雨が降るとお休みで、お庭が濡れていてもお休みです。ひばり屋のお庭でイベントが開催されることもありますし、県内外、海外のイベントにも出店されていることもあるので、スケジュールはTwitterで確認してください。
住所:沖縄県那覇市牧志3丁目9−26
TEL:090-8355-7883
営業時間:10:30~19:00(臨時休業もありますのでTwitterでご確認ください。)
駐車場:無し
※トイレもありませんので、ご注意ください。