2024年5月1日（水）13時、横浜市都筑区にクラフトビールの醸造所「Yellow Monkey Brewing（イエローモンキーブリューイング、以下YMB ）」がグランドオープンします。

5月1日にタップルーム（醸造所に併設された、クラフトビールを提供するバーのこと）がオープンし、YMBが厳選したクラフトビールを提供。7月下旬には醸造所（ブルワリー）がオープンし、ラインアップにYMBオリジナルビールが加わります。

YMBのミッションは「ビールとスポーツを通じて人と人を繋ぎ、笑顔を広める。」

創業者の駒田博紀さんにお話を伺いました。

なぜ住宅街の都筑区中川にブルワリーを？

「賑わいのあるセンター北やセンター南ではなく、なぜ閑静な住宅街の中川にお店を？」ということが、今回とても聞きたかったことでした。

YMBは事業のメインが醸造所であることから、当初は “工業地域” に絞って物件を探したものの、駅から遠い物件が多かったそうです。

駒田さんは「通勤しづらい場所は、醸造所で働くメンバーにとって持続可能ではない」と考えました。

そこで、検索を “商業地域” に広げて出会ったのが、中川の現在の場所だったそうです。

YMB創業メンバーのひとりである齋藤寛乃さんが、横浜市18区の物件をくまなくリサーチされて見つけた物件だそう。

ビールを通じてお客さんの笑顔が見たい

YMBのミッションは「ビールとスポーツを通じて人と人を繋ぎ、笑顔を広める。」

創業者の駒田さんの古巣は、スイスのスポーツブランド「On」。Onを日本に広める過程でも、広告で広くシューズを売るのではなく、地道にランニングイベント等を通じて人のつながりをつくってきました。

YMB創業メンバーのヘッドブルワー齋藤健吾さんやヘッドセールス齊藤寛乃さんも思いは同じ。YMBのビールやこの場所を通じて、人と人との交流と笑顔が生まれたらという思いだそうです。

YMBのメニュー

ビールは6～8種類が揃います。YMBと他醸造所との「コラボビール」と、他の醸造所の「ゲストビール」です。2024年7月下旬にブルワリーが完成すると、YMBオリジナルビールがラインアップに加わります。

YMBとのコラボビール

YMBが他の醸造所とコラボレーションした「コラボビール」は2種類用意されています。

• YMBと日本橋「CRAFTROCK BREWPUB&LIVE」とのコラボビール
• YMBとみなとみらい「REVO BREWING YOKOHAMA」とのコラボビール

YMBで飲めるゲストビール

YMBヘッドブルワーである齋藤健吾さんが勤務していた古巣、横浜ハンマーヘッドにある「NUMBER NINE BREWERY」や、ハーヴェスト･ムーン、横浜ビール、横浜ベイブルーイングなどのクラフトビールが並びます。

YMBは珈琲にもこだわり

イタリア製の本格エスプレッソマシンを導入し、美味しい珈琲も提供します。

• カフェアメリカーノ（ホット・アイス）
• カフェラテ（ホット・アイス）

オレンジジュースやクランベリージュース、デザートはチーズケーキとアフォガード。フードはフィッシュアンドチップスやポテトフライ、燻製ミックスナッツがあります。

会計はキャッシュレス。グランドオープン当初はクレジットカード決済のみで、今後はPayPay等も使えるようになります。

都筑区から全国へ!クラフトビールを届ける

ブルワリーは2024年7月下旬に完成予定とのことで、夏にはYMBのビールが飲めるようになります。

ブルワリーエリアには、温度管理された冷蔵室も完備。

メインはブルワリーのため、タップルーム（バー）は基本スタンディング。半屋外で風が心地よいお店は、とても入りやすいです。

お仕事帰りにクラフトビールをサクッと飲んで、気分を切り替えて家路に着くのもいいですし、緑道ランニングの後にビールで乾杯も！（シャワールームが1基あります）

2024年5月1日（水）13時、Yellow Monkey Brewingがグランドオープンです。