グーグルマップでお店検索をしていると、「千走（ちそう）」さんというお店を見つけました。完全予約制ということでしたので、2023年9月15日に予約を入れて出かけてきました。（予約は前日18時まで。）

お店の前の小さな看板は、営業している時だけ出されるので普段は前を通っても気が付かないかもしれません。

住宅地の中に溶け込んでいるお店。本当に隠れ家のようです。

白を基調とした壁に木のぬくもりのインテリア。天井の半分は吹き抜けとなっていて自然光がやさしく差し込んでいます。お店の中は秋の装いにアレンジしてあり、涼やかな虫の音が聞こえてきます。

「千走」さんは、西京漬けの生産加工の工場を営んでいたご実家の傍らで西京焼きを提供するお店を2016年に開業。その後工場は看板を下ろされたそうですが、「西京漬け」の味を忘れずに再現したいという想いで現在の場所に4年前に移転オープンしたそうです。

麹がたっぷり入った白味噌を使い、まろやかな甘味と旨味を楽しめる「西京焼き」の他にも素材にこだわったメニューが並びます。ランチドリンクはこちら。

お子さまからご高齢の方まで楽しめるメニューがあり、お店の入り口からトイレまでバリアフリーで車椅子の方でも安心して利用する事ができます。茶室として使える個室があるのも魅力です。

こちらの個室では、お祝い会席にも利用できるそうです。季節ごとにメニューを考えた「季節物」を頂いたり、（季節物は4日前までに予約が必要です。）希望者には「お抹茶を点てる体験」ができるそうです。

「銀だら西京焼き定食　税込1,430円」を「ノンアルコールスパークリングワイン　税込770円」とともに頂きました。

「銀だらの西京焼き」は、ふっくらと絶妙の焼き上がりです。

口の中でふわっととろけるその旨みは、ごはんにはもちろん、お酒にもピッタリ。

手まり麩の入ったお吸い物・かぼちゃの煮物・ピーマンとちりめんじゃこの和え物・さきいかポテトサラダなど全て手作りのお料理が、メインの西京焼きの美味しさを更に引き立てます。この日は他にご予約がなく、オーナーさんとお話をさせて頂きながら楽しんでお食事をいただきました。「一人一人のお客様に合った対応を心掛けています。」というオーナーさん。さり気ない気遣いがとてもほっこりします。

日本酒やワインも吟味して置いてあります。

季節を感じながらゆっくりとお酒を頂くのもいいですね！　お酒のお供もとりあえずの一品から創作料理と充実しています。

オーナーさんの名前から「千」の文字と「ごちそう」の意味をかけて名付けた「千走（ちそう）」さん。一人で切り盛りしていらっしゃるオーナーさんは、本日もおいしい笑顔を求めて走りまわっています。一度は訪れてみたいお店なので公式ホームページやInstagramをチェックしてみてくださいね～！　看板が出ている時には予約の状況によっては、お食事やお茶ができるかもしれませんので声をかけてみてください。

●千走●
千葉県市原市五井4735-8
0436-79-6808
11:30～22:00（CLOSE14時から18時）
（L.O21時）
完全予約制で営業中
公式ホームページ
Instagram