【世田谷区】旧尾崎テオドラ邸に行ってきました
豪徳寺のお寺の裏手、住宅地の中に淡い水色が爽やかな小洒落た洋館があります。2024年3月にオープンした旧尾崎テオドラ邸、今回訪問させていただきました。
見学の前に、旧尾崎テオドラ邸とはどのような建物なのでしょうか?
明治、かつての東京市長・尾崎行雄氏の妻である尾崎テオドラ英子氏が来日する際にテオドラの父が建てたものではないかと考えられ、その後昭和初期に豪徳寺の現在の場所に移設されたそう。
時は下り2019年、取り壊しの危機に直面。この建物を残そうと漫画家の山下和美さんが発起人となりプロジェクトが動き出し、喫茶・ギャラリーのオープンに至ったとのこと。
(参考:公式パンフレット)
さて、こちらが入り口です。早速中に入っていきましょう。
建物は2階建。1階にはショップや喫茶室があり、2階はギャラリーになっています。
さっぱりとした内装に、暖色のライトがおしゃれな落ち着いた雰囲気です。
2階ギャラリーでは、公式パンフレットによると、漫画を中心とした展示を行っているとのこと。取材に伺った際は ながやす巧「愛と誠の世界展」が開催されていて、他の来館者の方が少ない平日の午前中だったこともあり、原画などの展示をじっくり鑑賞することができました。
1階に戻り、喫茶室を利用させていただきました。
通常メニューの他に取材時には「愛と誠の世界展」会期限定メニューもありましたが、今回は通常メニューから、セットで選べる旧尾崎テオドラ邸オリジナルのブレンドコーヒー・ヴィクトリアケーキをいただきました。
オリジナルブレンドコーヒーはほのかな酸味があって、爽やかにごくごくと飲める軽やかな味わい。ケーキとともに、とてもおいしかったです。
こちらの喫茶室は、公式ホームページによると、営業時間終了後にレンタルスペースとして貸し出しも行っているそう。
入り口近くには、旧尾崎テオドラ邸オリジナルグッズなどが並ぶショップがあります。
世田谷の住宅街に佇む、歴史ある洋館。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
※取材では旧尾崎テオドラ邸様の協力により入館料無償で見学をさせていただきました。本記事制作にあたってはガイドラインに基づき公平中立に制作しています。
旧尾崎テオドラ邸
世田谷区豪徳寺2-30-16
アクセス:
小田急小田原線 豪徳寺駅から徒歩約9分
東急世田谷線 宮の坂駅から徒歩約5分
※駐車場はございません
営業時間:10:00〜18:00(最終入館17:30)
休館日:木曜日(その他展示入替休館あり)
入場料:公式ホームページをご覧ください
公式ホームページ