区内には茶沢通り、世田谷通りなど名前がついた道路が多数通っていて、皆さんも日頃から利用されていると思います。

普段利用する通りの名前は馴染み深いですが、どこを経由しているのか意外に知らない。はたして辿っていくと、どんなところへ行くことができるのでしょうか。

今回はそんな名前のついた道のひとつ、『西福寺通り』を訪れました。

『西福寺通り』は経堂駅付近から赤堤5丁目地域を結ぶ、全長1100mの道です。

経堂駅前から小田急線の高架沿いに、豪徳寺駅方面へユリの木通りをほんの少し進んだこちらの交差点が西福寺通りの起点です。西福寺通りは写真奥に伸びています。

経堂駅周辺のお店が並ぶエリアを抜けて、道の両側には住宅地が広がります。しばらく進み、赤堤小学校を越え「赤堤」交差点にやってきました。

この交差点では赤堤通りと交差しています。写真右に行くと世田谷代田・下北沢方面。写真左は経堂小学校付近、そのまま赤堤通りを辿ると八幡山駅へ向かうことができます。

西福寺通りには「赤堤」交差点まで、経堂地域と八幡山・千歳船橋・希望ヶ丘地域を結ぶバス路線も走っています。

赤堤交差点から通りに沿って進み、通り名称の由来になったと思われるお寺、西福寺を横に見つつ「赤堤五丁目」交差点に着きました。この交差点では赤松通りと交差していて、写真右へ向かうと世田谷線の松原駅、左に行くと緑丘中学校や日本大学文理学部キャンパス付近の住宅地へ出ることができます。

「赤堤5丁目」交差点から進み、住宅地のなかで西福寺通りの終点に着きました。この先、住宅街を抜けることで下高井戸や甲州街道方面へ向かうことができます。

終点の手前では車へ向けた案内と思われる甲州街道への標識がありました。おそらく自動車については終点から甲州街道方面へ行こうとすると、道幅や一方通行などの関係で通行が難しいのかもしれません。

起伏が少なく、経堂周辺から赤堤地区や下高井戸駅付近へ移動する際に役立つ道ではないかと思います。ぜひ最新の交通情報をご確認いただきつつ、参考になれば幸いです！

◆参考

世田谷区公式ホームページ：世田谷区の道路通称名

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