Yahoo!ニュース

任天堂の旧本社を改装したホテルがあるって知ってる?泊まってみた感想

きょん。カフェ・スイーツ専門ライター/フォトグラファー

どうも、毎日カフェのことや美味しいものについて思いを馳せております、きょん。です。今回ご紹介するのは、京都市下京区にあるホテル「丸福樓」。

2022年4月1日に開業したこちら、実は任天堂旧本社の社屋をリノベーションしたホテルなのです。そう聞くと、1人の任天堂ファンとして気になって仕方がなく、先日念願叶って宿泊して参りました。ということで今回は、私きょん。が実際に宿泊して感じた体験記をお送りしたいと思います。

丸福棲の"丸福"は、任天堂の前身であるかるたや花札、トランプの製造販売を行う「株式会社丸福」から取られたものだそう。

そんな同館は、三棟の任天堂旧本社社屋「既存棟」と、その一部を解体・修復し、新しく増築したという「新築棟」があり、既存棟と新築棟の設計監修を務めたのは、世界的にも有名な建築家・安藤忠雄氏。

さすがと言っていいのかわからないけど、どこを切り取っても感性が磨かれるような空間美に、思わずため息がこぼれます。

まずは、宿泊者だけが利用できるラウンジ。

ラウンジは、かつて応接間として使われていたという既存棟にある「ゲストラウンジ」と、新築棟にある「ダイニングラウンジ」があります。

どちらも24時間利用することができ、コーヒーや紅茶はもちろん、ジュースやアルコール類などのドリンクが好きなだけいただけます。

また、ダイニングラウンジでは、パンケーキやカレー、うどんなどのフードメニュー(内容は時間帯や季節によって変化)が提供されていて、オーダー式で頼むことが可能。

続いては、ライブラリー空間「dNa(ディーエヌエー)」。書籍はもちろんのこと、初代ファミリーコンピュータやNINTENDO 64といった歴代ゲーム機も並んでいました。

まさに、任天堂の歴史に触れられる場所ですね◎

ここが今回宿泊した既存棟のお部屋でございます。元々、客間として使われていたそうで、暖炉の足元部分にある泰山タイルや天井装飾などは当時のままだそう。お部屋に暖炉があるホテル、かっこいいですね〜。ちなみに、お部屋にあるドリンクも自由に飲んでオッケーです。

朝食は、倉庫棟にある料理家・細川亜衣氏が監修したレストラン「carta.(カルタ)」でいただきました。和食と洋食から選ぶことができ、和食だとおむすびが、洋食だとフレンチトーストがメインとして登場。前菜から食後のヨーグルトに至るまで、心を打たれる丁寧なおいしさでした。

以上、丸福樓の宿泊体験記でした。空間美や館を包み込む空気感はもちろんのこと、オールインクルーシブなのも嬉しいポイント。

京都を旅される際は、ぜひチェックしてみてください!

施設名:丸福樓(まるふくろう)

住所:京都市下京区正面通加茂川西入鍵屋町342

そのほか詳しくは公式ホームページ(外部リンク)をご覧くださいませ!

カフェ・スイーツ専門ライター/フォトグラファー

カフェや喫茶店、時にはホテル。毎日のように、どこかでカフェ時間を過ごす日々をインスタグラムにて公開中。言葉で綴り、写真に切り取ることに加え、今後は“動画”というフィルターを通して、カフェの魅力を表現します。

きょん。の最近の記事