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話題のEG版ニューガンダムにはファンネルが付属しない!?でもこれを買っておけば大丈夫!

シゲチャンネルプラモデラー

こんにちは!
ガンプラをライフワークとしているモデラ―で、YouTube「シゲチャンネル」管理人のシゲユキです。

今回は、「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」より、HGUC「ニューガンダム」をご紹介します。

※ HGUC:High Grade Universal Century

HGUC 086 1/144 RX-93 ニューガンダム
定価 2,750円(税込)
2008年3月 発売

一般販売なので、最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。
ネットでは高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。

■前後ショット

素組み&無塗装です。
シールは付属の物を使用しています。

ニューガンダムは近々発売されるEG版(エントリーグレード版)が話題ですが、これは既存キットのHG版です。

■サイズ比較

ガンダム(HGUC No.191)と並べるとこんな感じ。

設定上の全高は 当機が22.0m、ガンダムは18.0mです。
スケールはいずれも1/144となります。

プラモデルとしてのガンダムのサイズは約12.5cmなので、
18.0m ÷ 144 = 12.5cm
となり、縮尺はおおむね正確です。

■旧キットと比較

左:当キット / 右:旧キット 1/144 ニューガンダム
左:当キット / 右:旧キット 1/144 ニューガンダム

ニューガンダムは当キット以前にも、1987年に同スケールでキット化されています。
両者を比べてみると、ガンプラの進化には改めて驚きますね!

左:当キット / 右:旧キット 1/144 ニューガンダム
左:当キット / 右:旧キット 1/144 ニューガンダム

双方とも素組み状態ですが、およそ20年でこの違い!
さらに当キットも発売から既に14年経っているというのですから、この完成度は驚異的です!

■パーツ構成

成形品が9枚に、ポリキャップ、シール、マーキングシール、と、なっています。
成形色がガンメタルのCランナーFランナーABS素材なので、塗装する場合は注意が必要です。
ただ、ある時期の再販ぶん以降はKPS素材にアップデートされているようです。

シールはソコソコありますね。
細かいものは紛失に注意しましょう。

マーキングシールはシールドと肩用です。
主人公「アムロ・レイ」のパーソナルマークになります。

ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGUC νガンダム [RX-93] 086(当方のブログです)

■付属品

本体以外の付属品は次のとおり。

  • ビームライフル
  • ニューハイパーバズーカ
  • シールド
  • フィンファンネル
     Ⅰタイプ x 2
     Ⅱタイプ x 2
     Ⅲタイプ x 2
  • ビームエフェクト
     メイン用
     予備用
  • ハンドパーツ
     握り手    [左右]
     銃器用    [右]
     サーベル用  [右]
     平手     [左]

ハンドパーツ

標準の「握り手」が一組に「銃器用」の右手と「サーベル用」の右手、あと左の「平手」が付属します。

接続はボールジョイントで、かんたんに交換可能です。

ビームライフル

当機の主兵装で、連射機能も備えたライフルです。

「銃器用」のハンドパーツで右手に持たせられます。

ニューハイパーバズーカ

※ この装備は、EG版ニューガンダムにも使用できることが公式からアナウンスされています。

連邦軍の標準的な装備を当機向けに改良した物です。

これも「銃器用」のハンドパーツで保持できます。

また、非使用時はバックパックにマウントすることも可能です。

シールド

当機専用の防御兵装です。

裏側には、専用のマウンタがスライドジョイントで接続されています。

装備の際は、左前腕を挟むかたちでマウンタを取り付け、「シールド」をスライドジョイントに引っ掛ければOKです。

「シールド」の接続位置は2カ所から選べます。

ビームサーベル

※ この装備(ビームエフェクト)は、EG版ニューガンダムにも使用できることが公式からアナウンスされています。

バックパック右側に「サーベルグリップ(メイン)」が装備されています。
これも当機専用の独自仕様です。

利用の際は、鍔を起こしてグリップの両端に「ビームエフェクト」を接続します。

「サーベル用」のハンドパーツで右手に保持可能です。

左前腕にも「サーベルグリップ(予備)」が装備されています。
これは紺色のパーツをスライドし、グリップ自体を起こすことで取り出せるようになります。

こちらは「ビームエフェクト」が片側のみの普通タイプです。

もちろん「サーベル用」のハンドパーツで保持できます。

フィンファンネル

※ この装備は、EG版ニューガンダムにも使用できることが公式からアナウンスされています。

板状のオールレンジ兵器で、これは6基が連結した状態です。

装備の際は、バックパックに固定用のフックがあるので、ここに引っ掛けます。

装備するとこんな感じ。
やはりニューガンダムと言えば「フィンファンネル」です!

そこそこの大きさなので多少後ろ荷重にはなりますが、 自立にはさほど問題ありません。

連結状態の「フィンファンネル」は、全て個別に分離、及び展開が可能です。

ジョイント部は、収納可能なクリップになっているので、分離状態でも外観を損ねません。

また分離した「フィンファンネル」は、コの字型の攻撃形態にも変形できます。

6基の「フィンファンネル」は ジョイント位置が異なる3種類が2枚ずつの構成になっていますが、裏を見ると識別用のマークがあるので、取違えの心配はありません。

余剰パーツ

余剰パーツとしては、ご覧の物が余ります。

これはバックパックのファンネル固定部と同じもので、非公式ながら右側のサーベルラックと換装でき、

「フィンファンネル」をもう1セットお持ちの場合は、ダブルフィンファンネル状態を再現可能です!

■まとめ

  • 「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」より「ニューガンダム」のキットです。
  • 装備は一通りそろっています。
  • 「フィンファンネル」はすべて個別に分離、変形が可能です。
  • 一部の装備は、後日発売されるEG版にも流用できます。

以上、HGUC「ニューガンダム」のレビューでした。

ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
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■動画

レビュー(YouTube)

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ガンプラをライフワークとするモデラ―。ガンプラほか、主にバンダイ製キットの製品内容などを紹介しています。

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