運転免許の更新時、視力検査で不合格になったら、どうすればいい?
運転免許の更新は、特段の事情が無い限り拒否されることはありませんが、ちょっと厄介なのが、視力検査です。これに合格しなければ、免許は更新してもらえません。実は僕も、数年前から視力の衰えを実感しており、前回の更新時も視力検査で不合格にならないかとヒヤヒヤしていました(老眼ではなく近視と乱視です)。
幸いにして、前回も今回も裸眼で合格できたのですが、もし不合格になってしまったら、どうすれば良いのでしょうか?
不合格になった場合、メガネやコンタクトレンズなどの矯正器具を着用しての再検査となりますが、ずっと裸眼で過ごしてきた人の場合、矯正器具は持っていないでしょうから、眼鏡店等に作りに行く必要があります。せっかく仕事を休んで警察や免許センターまで出向いたのに、日を改めて出直しになるというのは、なんとも効率が悪いですよね。
それを避けるには、あらかじめ矯正器具を用意して行くのがいちばんです。そうすれば裸眼で不合格になっても、その場で矯正器具を付けて再検査してもらえます。
ですから、普段の生活で視力の衰えを感じたら、メガネやコンタクトレンズを作ってしまいましょう。実は僕も、すでにメガネを作ってあり、今回の更新時には、それを持って行きました。受付の際に「視力は大丈夫ですか?」と聞かれたので、「不安なのでメガネを持ってきました」と答えたら、「ならば大丈夫ですね」と言っていただけました。
結果的には必要ありませんでしたが、メガネをかけたほうが遠くの道路標識や行き先表示がはっきり見えるので、実はすでに、必要に応じてメガネをかけて運転しています(カーナビが見にくくなるのが困りものですが)。
社会人になると、視力検査をする機会はほとんどなくなりますから、自分の視力がどんなレベルなのか、正確に把握できていない人も少なくないと思います。ですから視力が衰えてきたと感じたら、眼科を受診し、必要に応じてメガネやコンタクトレンズを作ってしまうことをお勧めします。そうすれば運転免許の更新にも、不安なく臨むことができますよ。