今夜は“冬”が戻る 宮城県西部の山沿いは久しぶりの本格的な雪に
一晩限り“冬”が戻る
きょう3月13日は北日本に低気圧が近づいていて、この低気圧の後ろには強い寒気が控えています。
午後6時の衛星画像では、日本海に筋状の雪雲が見られます。それだけ強い寒気がある、ということを意味していて、この寒気が北日本に流れ込み始めています。
宮城県でも、西部の山沿いでは今夜は久しぶりに本格的な雪となりそうです。仙台管区気象台によると、西部の山沿いの多い所ではあすまでに20cm前後の雪が降る予想となっています。
今シーズンは早くに冬が終わった感がありましたが、今夜は一晩だけ冬が戻ります。あす朝は山沿いでは久しぶりに雪かきが必要となりそうです。
また平地にも一時的に雪雲が流れ込む見込みで、場所によっては1~2cm雪の積もる所もあるかもしれません。あす朝は路面の状況にご注意ください。
あすも強風に注意
あす日中はすぐに低気圧が抜けますが、それによって冬型の気圧配置になります。
宮城県内は瞬間的には25m/s前後の強い西風が吹く予想です。きょうと同じか、もう少し強く吹く所もありそうで、交通機関にも影響が出るかもしれません。
平地では、雪は降っても夜の間だけで、日中は晴れ間が広がりますが、あすにかけても強い風には注意・警戒をしてください。