沖縄のクリスマス、今年は暑くない?
【最近の12月は”暖”】
沖縄の那覇は、近年クリスマス前に最高気温25℃以上の夏日が連続する暑さが続いていました。2015年の12月下旬は夏日が3日間続き、3日連続の夏日は1991年以来となりました。
2016年の12月は那覇の夏日の日数が7日となり、それまで最多だった2015年の6日をこえて、最高気温の統計がある1910年から最も多くなりました。(※一部、観測記録のない年は除く)
【秋(9月〜11月)の平均気温が統計開始以来最高】
今年の秋も記録的な高温となりました。沖縄気象台によりますと、2017年秋(9月〜11月)の沖縄地方の地域平均気温平年差は+1.3℃となり、統計を開始した1946年以来最も高い値を記録しました。(1位タイ)沖縄県内では全部で8地点ある気象官署のうち、5地点で最も高い値を更新しました。
【高温となった要因】
フィリピン付近の積乱雲の発生が多く、対流活動が平年に比べて活発だった影響で、沖縄地方には太平洋高気圧の湿った風が流れ込みやすくなっていらことが考えられます。
【今年のクリスマスは?】
今月25日までの予報をみてみると、クリスマスの頃の沖縄は冬型の気圧配置が続き、スッキリしない天気となりそうです。今年は最高気温25どを超える夏日はなく、平年並みの気温となりそうです。沖縄は最高気温20℃を下回ると”真冬”に。今年のクリスマスの頃は沖縄でも冬のおしゃれを楽しめそうです。