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【伊勢原市】伊勢原で保護猫シェルター&猫カフェオープンを目指す! 「伊勢原どうぶつ愛護の会」

きなこママ地域ニュースサイト号外NETライター(秦野市・伊勢原市)

伊勢原市で「地域猫」活動をされている「伊勢原どうぶつ愛護の会」の皆さんにお会いしてきました!

飼育をされていない猫を「のら猫」と呼ぶ方もいらっしゃるかと思いますが、「伊勢原どうぶつ愛護の会」では、そういった餌付けされていないのら猫や、「エサだけを与えられている」のら猫(飼い主のいない猫)を、増やさない方法の啓発や指導、地域住民や行政と協働しながら「地域猫」としていくための活動をしています。

会の歴史は長く、伊勢原市のお隣、秦野市の一個人の思いから1984年頃、活動がスタート。
少しずつ仲間が集まり、「相模どうぶつ愛護の会」という団体に発展しました。
そこへ伊勢原市民の有志が立ち上げた「野良猫を減らし隊」とが合体して、2017年に「相模どうぶつ愛護の会・伊勢原支部」が誕生。
そして、2021年に伊勢原支部単体の団体として「伊勢原どうぶつ愛護の会」と名称を改め、新たに活動をされているそうです。

主な活動のひとつしてあげられるのが、「TNR活動」。

TNRとは、以下を表します。

・Trap(トラップ): 捕獲すること
・Neuter(ニューター): 不妊手術のこと
・Return(リターン): 猫を元の場所に戻す

これらを行い、いわゆる「のら猫」を増やさず、人も動物もしあわせに暮らせる環境を整えるべく活動をされています。
1匹の猫が子ども猫を産み、そのまま何もしないままでいると・・・。
1年半後には54匹にまで増えてしまうことが予想されるそう。
地域のあちらこちらでこのような状況が起これば、あっという間に手に負えない状況になる可能性もあります。

長きの活動の中、怪我をしてる猫、病気を持っている猫、心に傷を負ってる猫など、これまで様々な事情を抱えた猫たちを見てきた会の方々。
「少しでも多くの猫たちの命を繋いでいきたい!」という想いから、この度、伊勢原市内に保護猫シェルター及び猫カフェの開設をすることにしたそうです!

ということで、さっそく、保護猫シェルターと猫カフェの開設予定地に行ってきました♪
場所は伊勢原市東大竹。
「団地下大竹」バス停の目の前です。

こちらの深緑の建物が、保護猫シェルターと猫カフェが開設される建物です。

まだ内装工事が始まったばかりの室内、1階の奥が保護猫シェルター、手前側が猫カフェになる予定だそうです。

オープンは2023年7月を目標としているそうですが、工事の進み具合によっては前後することもあるよう。
バス停目の前なので、駅からバスで行くのはもちろん、道を挟んだ向かいには駐車場もあるので車でも行きやすい立地です。

開設に向けて、普段の活動だけでなく、日々忙しく活動する会の皆さん。
猫への深い愛が、保護猫シェルターと猫カフェの開設に結びつきました。
猫好きな方はもちろん、普段あまり猫に接する機会がない方も、オープンしたらぜひ足を運んでみてくださいね!

会では随時、活動に協力いただけるボランティアさんも募集しています。

人も動物もしあわせに暮らせる環境、地域全体で考えていきたいですね。

【詳細情報】
伊勢原どうぶつ愛護の会
ホームページ
公式Twitter
公式Instagram

地域ニュースサイト号外NETライター(秦野市・伊勢原市)

2022年5月より、地域ニュースサイト号外ネット「横浜市旭区・瀬谷区」から「秦野市・伊勢原市」担当に。地域のイベントや、ステキなお店の情報を発信していきます。パン屋さんとカフェ巡りが大好き!レポにも気合が入ります!

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