全部同じじゃないですか!?改修後の姿が間違い探しみたいなガンダム
こんにちは!
ガンプラをライフワークとするモデラ― シゲユキです。
当記事では、ガンプラの「製品構成」や「ギミック」などを紹介しています!
今回のガンプラは「新機動戦記ガンダムW」より、
ガンダムヘビーアームズ改 です!
一般のプラモデルお取扱店ではお買い求めいただけません。
ネットでは高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。
HG(ハイグレード)
ガンプラで最もスタンダードな1/144スケールのブランド
HGAC
High Grade After Colony
◆前後ショット◆
全身火器の重砲撃型モビルスーツ「ガンダムヘビーアームズ」に、宇宙空間用の改修を施した機体「ガンダムヘビーアームズ改」。
外観の一部と、主兵装「ビームガトリング」に変化が見られますが、全体的な構造はもとの「ヘビーアームズ」とほとんど変わりません。
まさしく「全部同じじゃないですか!?」案件。
知ってる人が見ないと気が付かないレベルです…。(;^_^A
◆サイズ比較◆
ガンダム(HGUC No.191)と並べるとこんな感じ。
設定上の頭長高は、当機が16.7mで、ガンダムが18.0m。
スケールはいずれも1/144です。
※ このガンダムは縮尺がほぼ正確なので、スケールの誤差を確認するのに便利!
◆バリエ元と比較◆
当キットは 2020年 10月24日に発売された、HGAC ガンダムヘビーアームズ(バンダイホビーサイト)(写真右側)のバリエーションキットです。
両者の外観は、キットでもほとんど差がありません。
間違い探しみたいですね…。(;^_^A
違いは、
「バックパック」に、
「フロントアーマー」と「サイドアーマー」、
「リアアーマー」、
それと「ビームガトリング」だけです。
◆パーツ構成◆
成形品 x 8、ポリキャップ、シール。
物量は、HGのキットとしては標準くらいだと思います。
ほとんどのパーツが、HGAC ガンダムヘビーアームズ(バンダイホビーサイト)から流用されていますが、上位互換ではないので「ガンダムヘビーアームズ」としては組めません。
ポリキャップ
主にプラモデルの関節部分に使われる、柔軟性があって摩耗しづらいPE(ポリエチレン)製のパーツ。
シールは結構ありますね。
形状的に剥がれやすいものが多いので、部分塗装がお勧めです。
ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HGAC ガンダムヘビーアームズ改 [XXXG-01H2] プレバン(当方のブログです)
◆付属品◆
本体以外の付属品は次のとおり。
- ハンドパーツ
握り手 [左右]
平手 [左右]
ヒートショーテル用 [左右]
ハンドパーツしか付属しません。
主要な装備は全て本体に搭載されています。
ハンドパーツ
「握り手」「平手」「ヒートショーテル用」が、すべて一組づつ付属。
接続はボールジョイントで、かんたんに交換できます。
「ヒートショーテル用」は、本来「ガンダムサンドロック」が「ヒートショーテル(武器)」を持つための物ですが、もちろん当キットに「ヒートショーテル」は付属しません。
ただ、サムズアップに使えたりと、これはこれで役に立ちますw
2連装ビームガトリング
バックパックに搭載されている当機の主兵装です。
利用の際は、バックパックからこれを取り外し、左の「ハンドパーツ」と交換する形で装着します。
それほど重くないので、保持力は十分です!
先代にあった「フォアグリップ」はなくなっています。
アーミーナイフ
右前腕部、裏側に装備されています。
設定通り、180度反転可能です。
◆余剰パーツ◆
余剰パーツとしては ご覧の物が余ります
これらは、バリエ元のさらに流用元である「HGAC No.228 ガンダムサンドロック」のパーツ。
特に使い道はなさそうです。
◆ギミック◆
ハッチの展開
当機は、肩に「ホーミングミサイル」、
胸部に「ガトリング砲」、
脚部に「マイクロミサイル」を搭載しており、
全てのハッチが展開可能!
迫力のフルオープン状態を再現できます!
◆まとめ◆
- 「新機動戦記ガンダムW」より「ガンダムヘビーアームズ改」のキットです。
- 製品としては「HGAC ガンダムヘビーアームズ」のバリエーションキットです。
- 上位互換製品ではないので「ガンダムヘビーアームズ」としては組めません。
- この程度の差しかないなら、コンパチ仕様にしてくれたほうが良かったかな?と思います。
以上、HGAC「ガンダムヘビーアームズ改」のレビューでした。
ご覧いただきありがとうございます。
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