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【大阪市阿倍野区】木に囲まれてゆったり本を楽しむ。古本屋「ヴィスナー文庫」の奥にカフェがオープン。

noi地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

東天下茶屋駅、松虫駅、北天下茶屋駅などから徒歩10分ほどの場所にある古本屋・ヴィスナー文庫。松虫長屋2Fにあるお店ですが、その奥の間にカフェがオープンしました。2024年7月中旬の開店だそうです。(※2024年7月下旬の日曜日15時頃伺いました)

お店の側には聖天山公園があります。緑が多く、テニスコートがあり広々としています。なんと古墳がある公園です。

阿倍野から阪堺線沿いを走って店に向かった場合、お店の入口が分かりにくくなっています。阿倍野警察署 聖天山公園交番の左側の細い道を通るとたどり着くことができました。

「古本」という可愛いネオンが目印です。1Fには「みんなの図書室 ほんむすび」という入場無料で本の貸出しや心身の悩み相談をしているシェア型図書室が入っています。

入口には活動日の紙が貼られていました。店舗の営業は13:00~18:00、カフェ営業は13:00~17:00で飲み物を提供しています。また、夕食を提供している日もあり、その際は13:00~20:00の営業となります。オープンしたばかりで試運転中のため変更する場合もあるようです。

貼り紙に記載があった「みつばち古書部(所在地:文の里商店街)」と「書肆七味(しょししちみ)(所在地:あべのベルタ)」は姉妹店で、同じく古本を扱うお店です。

入口を入るとすぐ階段があります。木製の階段と構造体がむきだしの状態です。屋根裏部屋やツリーハウスに行くようなわくわく感がありますね。

階段を上ると本が置かれた空間に到着します。

この右手の黒い看板があるところが「ヴィスナーカフェ」です。もうひとつ左手に扉があるのですが、そこは古本屋「ヴィスナー文庫」です。

カフェの店内です。小さなカウンター席があります。

奥にはテーブル席もあります。この日は演劇関係の方々が集まり、即興劇などをされていました。

後ろを振り返ると壁にはたくさんの絵本などが置かれています。すべて商品ですがドリンクを楽しみながら読んでも良いそうです。お気に入りの一冊を探してみてください。

天井が高く自然光も入ります。木もふんだんに使われている空間のため、開放感があり癒されました。

ドリンクメニューです。

アイスコーヒーです。カップケーキもあるとのことで、追加料金で付けていただきました。ほんのり温かくやさしい味のチョコケーキでした。

こちらは試食させてもらったカンボジアカレーです。とても甘いココナッツ風味のカレーですが、辛さもしっかりあります。ヤシの砂糖(パームシュガー)が使われているようで、くどさを感じずもりもりと食べ進められました。やわらかく煮込まれた鶏肉、なす、さつまいもなどが入っています。 もともとはキクヤガーデンという阿倍野駅近くのカフェ&レンタルスペースで間借りして出していたカレーとのことでした。

2024年7月現在は金曜日の夜に定食を出していて、カレーや丼などが食べられるようですが、秋頃にはランチ営業もスタート予定だそうです。

古本屋「ヴィスナー文庫」です。小説の他にも漫画やエッセイなど色んな本の取り扱いがありました。

窓際には座るスペースがあり、注文したドリンクを飲むこともできるようです。緑が美しいですが、春には桜が咲くようです。

ゆったりじっくりと本を楽しめるカフェがオープンしました。リタイアされたご夫婦で営んでいて、筆者にも気さくに話しかけてくださいました。居心地の良い空間です。足を運んでみてはいかがでしょうか。

●ヴィスナーカフェ(ヴィスナー文庫)●

〒545-0043 大阪府大阪市阿倍野区松虫通3丁目3−12

地域ニュースサイト号外NETライター(大阪市)

大阪で生まれ育って、2024年1月から地域ニュースサイト号外NETの大阪市阿倍野区・天王寺区の担当をしています。阿倍野区・天王寺区のたくさんの魅力を皆さんに知ってもらえるよう、発信していきたいと思います。

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