大田原市の中田原工業団地にある「資生堂 那須工場」に工場見学へ行ってきました。

「資生堂 那須工場」の工場見学は完全予約制です。公式サイトで当月と翌月の予約を受け付けています。

工場のエントランスには撮影スポットがありました。

壁面の格子模様は「美しい肌のキメ」を表しているのだそうです。

「ビューティー ウォーク」と呼ばれる体験型施設へ続く道は、ベルトコンベア風になっていて、壁面には製品が完成するまでの道のりが描かれています。

床にはトリックアートも描かれています。

ベルトコンベアの道を過ぎると、体験型見学施設「BEAUTY PLAYGROUND（ビューティープレイグラウンド）」へ。

「BEAUTY PLAYGROUND」は国際的なデザイン賞”iF DESIGN AWARD 2022″のインテリア/建築部門において最高賞「GOLD AWARD」を受賞した施設です。

資生堂 那須工場の体験型見学施設が “iF DESIGN AWARD 2022”の最高賞である「GOLD AWARD」を受賞 | News | 資生堂クリエイティブ株式会社

世界各国より約11,000件の応募の中から「GOLD AWARD」を受賞したのはたったの73件なのだそうです。そんな権威ある施設が身近にあるなんて驚きですね。

施設内のシアターで資生堂の歴史や那須工場についての映像を見た後に工場見学が始まりました。製造エリアは撮影NGでしたが、

• 従業員の皆さんがイキイキと働いている
• 従業員の皆さんが働きやすい環境が整っている
• おなじみのスキンケア商品に大田原市のきれいな地下水が使われている

ということが印象的でした。

製造エリアの見学後、「BEAUTY PLAYGROUND」に戻りました。

紫外線が肌に与える影響などのレクチャーを受けます。

製造工程や製造技術などのプロジェクションマッピングや、スキンケアの注目成分、レチノールについての解説など盛りだくさんです。

製造エリアにある実際のマシンが原寸大で壁面に表示されていました。

一緒に並ぶとその大きさに驚くかも。

レクチャーを受けた後、10分ほど自由時間がありました。「BEAUTY PLAYGROUND」内を散策します。

「テスター コンベア」で実際の製品を試すことができます。

スキンケアの注目成分、レチノールが入った化粧水もお試しできます。

お試しコーナーだけで軽く10分過ぎそうなので次へ行きます。

那須工場開設にあたり、那須をイメージして特別に作られた「那須の香り」についてのコーナーです。

アロマストーンに浸みこませた「那須の香り」を嗅いで、配合されている成分を当てます。ピースを裏返して答え合わせをしました。ヒントは植物系の爽やかな香りです。

化粧品に興味がない男の子でも楽しめるのが「マジック メイクアップ チューブ」。

マスクを外して管の中をのぞくと、さまざまなメイクパターンが自分の顔に重なります。

松竹株式会社監修の歌舞伎メイクやアニマルメイクなど、「BEAUTY PLAYGROUND」に来られたらぜひ試してほしいスポットです。

自由時間終了後はワークショップが行われました。

ワークショップはフレグランス作りで「那須の香り」に使われている香料も含め、4種類のアロマオイルを好みの配合で調合します。作ったフレグランスは、オイルをしみこませることができる栃木特産の「大谷石」と一緒に持ち帰れました。

工場見学終了後はお土産がもらえます。

ガチャで出た品目がおみやげになるという方式で、

• マスキングテープ
• エコバッグ
• トランプ
• 缶バッチ
• ボールペン
• HAKU（美白美容液・20ｇ）

などのおみやげ品が用意されています。

おみやげはHAKUでした。

日焼けした肌をがんばってケアしようと思います。

所要時間は約2時間で長いと思っていましたが実際はあっという間です。ワークショップは3カ月に1度更新されるとのことで、フレグランス作りは9月までだそうです。

とても楽しい体験だったので、数カ月後また参加したいと思いました。入場料は無料です。

「資生堂 那須工場」の工場見学が気になった方は、ぜひ行ってみてください。

【施設情報】
資生堂 那須工場
住所：〒324-0062　大田原市中田原906－6